玉井 仁(たまい ひとし)男性 担当理事、スーパーバイザー、講師 |
経歴
- ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン卒業。現NPO法人青少年自立援助センター立ち上げスタッフとして勤務後、立正大学大学院(臨床心理学)修了。公的機関にて教育相談員として勤務の後、CIAP相談室相談員、IFF(家族機能研究所)セラピスト・室長を経て現職。学会発表・論文発表も精力的に行っている。。
専門分野
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パーソナリティ、衝動性、家族病理、トラウマ、対人関係、など精神障害全般、
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主な介入技法は認知行動療法・力動的心理療法・家族療法・催眠
著書
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マンガでやさしくわかる認知行動療法(単著)
カウンセリングへの想い
- 自分を好きになるということ、改めて考えてみると難しい。
人や社会を排除して、自分を好きになるのは、自己愛。
それは本当の意味で自分を好きになれていない。仕事柄、多くの人たちの話に耳を傾けてきた。
一緒に取り組んだテーマがある。 - 自分の事を好きだと感じられない人、自分自身に対する安心感が持てない人、つまり自己肯定感を持ちにくい人たちと関わってきた。
過去の家族関係や体験の影響や、周囲の無理解からそのようになってしまった人も多い。
ただ、大人になった今、そのことを自分のこととして何とかしようとする勇気に対して、心からの敬意を示したい。誰もが気楽に生きているわけではない。一生懸命だ。ある人は、感情がジェットコースターのように変わる、自分でももてあまし、自分の事を”変”だと思ってきた。向き合わなければならないことから、逃げ続けてきたが、逃げ切れずに追い詰められ、相談に来た人もいる。 -
でも、そんな中でも自分のことを好きになっていける。そして、人と関わることを大切にし、楽しめる。
様々な環境、高い課題のある問題状況、精神疾患、社会の問題と思えることなど、一緒に考える。
必ず、答えはある。