アサーション - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

自分も相手も尊重する会話スキル は

カウンセリングをする上でも非常に大切です。
自己一致してどう伝えるか。そのスキルと感覚を磨いていきましょう。

難しいな。こういう時にどう返した方がいいんだろう … ？

ああ、何て言っていいか分からない！!

動揺してカウンセラー側で言葉がでなくなってしまうケースでは

往々にして「自己一致」ができなくなっていることがあるようです。

「クライアントさんにとって実りがあるような効果的な言葉を返さなければならない」

「機転の利いたフレーズで …」

などと、頭の中が大忙しになってしまい、

肝心な自分のココロがクライアントさんのココロに寄り添えなくなっている上に

思考そのものも必死に考え過ぎて逆に行方不明になってしまう … なんてことはありませんか？

そんな時こそ「自己一致」。

カウンセラーとして湧いた想いをどう伝えるか。

いままでそういった場面で立ちはだかっていた「自分のブロック」を認識して

そのブロックを溶かしていくとともに

クライアントさんを尊重しつつ自分自身の反応をも伝えていけるようになった方々からは

「自分自身の気持ちが楽にカウンセリングができるようになった」

「今までいかに力んでいたか自覚できた」

「今までの緊張がす～っと軽くなった」

などのお声を多数いただきます。

自分自身のエネルギーは

自分の緊張ではなくて、クライアントさんの為に使えたら。

アサーティブな感覚、

大切に養っていきましょう。