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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

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東京メンタルヘルス・スクエアblog

2018 吃音・クラタリング世界合同会議に参加してきました

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年07月25日(水)

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こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

7月13~16日に、広島の平和記念公園にある広島国際会議場にて開催されました、「 2018 吃音・クラタリング世界合同会議 」 に参加してきました!

 

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地元4時47分発の始発電車に乗り、新幹線も始発、それでも開会式には間に合わず、汗だくの猛ダッシュ滑り込みセーフ!で聴講できた Bruce Wampold 博士の開幕基調講演 「 癒しの社会基盤 」は、心理職の立場からすれば 「 本当そうだよねぇ 」 と、しみじみ改めて初心に戻って確認できるような、根幹となる大切なお話でした。

 

この合同会議は5団体の共催で、日本からは日本吃音・流暢性障害学会と、当事者の団体であるNPO法人全国言友会連絡協議会(全言連)が入っており、セラピスト側は、大抵が言語聴覚士の方々。心理職なんて本当にわずか。。。

 

ですが、Bruce Wampold 博士は心理職の方でしたので、なるほど納得の内容でした。

 

発吃に関する技術(?)的な言語聴覚の専門スキルのプラスアルファ、もしくはその土台となるものは何か。

… そんなお話に、ここ私達ほっとラインでも、十分にお役に立てるものがあるなと確信した次第です。

 

hiroshima1

 

 

また、会場では、2年前に教えを戴いていました懐かしい方々との再会があったり、その方々と、Bruce Wampold 博士の講演の意義をリアルタイムで一緒に確認し合えたりもでき、とても嬉しいひと時でした。

 

また、新しい出会いと繋がりの中で、ほっとラインでの電話練習に関しての新しいヒント等も頂戴できたりと、ありがた~い機会にも恵まれました。

 

言語聴覚士の経験と知識、カウンセラーの経験と知識、2つのフィールドが融合すると、1+1=10にも20にもできることが広がっていくのも感じました。

 

折しも、「 生物 - 心理 - 社会モデル 」 「 多職種連携 」 なる言葉を最近頻繁に見聞きする筆者としては、 「 コレぞまさに! 」 な現場の感覚 … 。

 

吃音も、CALMSモデルではないけれど、発吃に関する口腔運動機能(M)、言語面(L)だけでなく、
心理的側面(C)(A)、社会的側面(S) もしっかりサポートできてはじめて整うものがあるのだな、と再確認してきました。

 

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ヒントをくださった言語聴覚士さんとの出会いの他、
ポスター発表での貴重なお話の数々も、大きな宝となりました。

 

国リハ(国立障害者リハビリテーションセンター)の先生方のポスターには、もう、もう、どのポスター発表も喰い入るように学ばせて戴きました!

 

「この詳細の本はいつ出るんですか!?」と思わず訊いてしまったくらいです (笑)
「その前に論文発表ですかね。」と笑って返されてしまいましたが(^-^)

 

その勢いで聴講した、3日目の基調講演 … 国リハの森浩一先生の「認知行動療法を使った成人吃音のグループ療法」では、目と耳全開で聞き入っていたのは言うまでもありません。

 

国リハさんは他にも、社交不安尺度の「電話」部分に焦点を当てたポスター発表もして下さっており、筆者のここ「吃音ほっと」を始めた動機どんぴしゃり!
ますます 「 吃音ほっと 」 のモチベーションを上げて帰ってきました。

 

 

実は、自腹をはたいて東京から広島へ参加したのは、筆者だけでなく、もう一人「吃音ほっと」の仲間がいました。

その日の夜に届いた彼女からのメールをシェアします。大会に初めて参加した彼女の率直な気持ちを感じてください。。

 

「なんかね、こんな風に当事者と専門家がいい意味で混じりあってる大会って、今まで経験したことなかったなって。

堂々と吃音と共に言いたいことを言ってる姿は、本当に生き生きしてて、あー自分を生きてるからだよねって思った。

もちろんこの大会で話せる人は、多くのものを乗り越えて今にいたる人。

 

それができないでいる人の方が多いのだと思うけれど、だからこそ、そんな人に寄り添う意味があるでしょうって。
吃音ほっとでできること、あるね って☆

ごめん、なんか感情ボリュームがマックスで 笑」

 

彼女は、一度にたくさんの吃音をお持ちの方と出会うこと、お話を聞くことが初めての経験でしたが、映画 「 When I Stutter 」や、日本では言友会の皆さんがスピーチしてくださった 「 マイメッセージ 」 が本当に大切な機会となったようで、とてもありがたかったです。

 

まだまだ、経験はたくさん!

 

「親の会」のお話をお聞きして、
親御さんのココロのサポートの大切さを改めて感じたこともありましたし、

 

当事者同士が繋がっていくことの大切さも、言友会の皆さまの姿を見て感じました。

 

 

話は尽きないのですが。。。

 

最後に2つ、深く印象に残ったことをば。

 

1つは、「ワールドカフェ」というプログラムでの一幕。

 

たまたま同じテーブルに当事者のソーシャルワーカーさん、医師の卵さんと同席になった時がありました。
心理職の筆者も含め、それぞれのフィールドでもっと吃音の理解を広げたいよね、社会に繋げられる伸びしろ、たくさんあるよね! いる場所は違うけど、想う事、目指すことは1つ☆ 繋がってるね。
みんなお互いに頑張ろう!  … と分かち合えた一幕がありました。

 

何年後かに同じメンバーでもう1度会ってみたいなぁ、と思ったひと時でした。

 

そして、もう1つは、

森先生の3日目の基調講演をはじめ、他の口頭発表でも、
「 吃音治療そのものにフォーカスを当てない 」 がキーワードになっているものが、いくつもあったなぁ … と。

 

こうして、心理の畑でできることが、たーーーーーーっくさんあることを確信し、
焦げるような暑さの中、熱い想いで帰路につきました。

 

いろいろな方の吃音への想いに触れ、これからも更に精進していこうと、ココロに誓った広島ステイでした。

 

    

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障害者手帳って取得できるの?

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年06月25日(月)

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こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

「 吃音って障害者手帳、とれるの?」


気になってネットで調べても、こんなに情報が溢れているにも拘らず
見つからない。。。なんだよ、困ったなぁ。。。どこに訊けばいいんだよ。。

 

そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

今回はちょっと固い事務的なノートのようになっちゃいましたが、
いくつか手帳にまつわるお話を。

 

 

★吃音でも障害者手帳って取れるの?

 

障害者手帳を取得することは、できます。
ポイントは2つ。

 

①吃音が対象になる手帳は、正式には 「 精神障害者保健福祉手帳 」 といいます。
「身体」 ではなく 「 精神 」 の方です。

 

②ただ、実際問題として、どうやら取得は簡単とは言えないようです。

 

 

★どうやったら手帳を取れるの?


手帳の申請には、医療機関の(受診記録を含む)診断書が必要になります。
最初に受診してから6か月後、再度受診した時に、手帳の適用範囲である状態が6か月続いていると診断されたら、申請ができるようになります。

 

申請書類は、市区町村の障害者福祉担当の窓口へ取りに行き、
医療機関で診断書を書いて貰ったら、必要事項を記入して、再び窓口に提出します。
審査には1~2か月かかるようです。

 

ここでのポイントは2つ
①今受診しても、すぐに申請ができないこと。(6か月かかる)
②吃音に精通している医療機関にかかること。 ( ←ここ大切!)

 

 

★どの病院に行ったら診断書を書いてくれるの?

 

耳鼻咽喉科、精神科・心療内科になりますが、上記の科ならどこでもOKかというと、そうとは限りません。
むしろ逆で、どちらの科であっても、吃音を診察してくれる医療機関がとても少ないのです。

 

HPなどで吃音について詳しく記載しているような医療機関以外にも、

 

お近くの自治体(市区町村)の障害者福祉担当の窓口に行くか、メール等で問い合わせてみるのも手です。

 

 

★どれくらいの症状だったら手帳がもらえるの?

 

厚生労働省のHP >「 対象となる方 」 によりますと↓
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_06notebook.html

果てしなくシンプルにお伝えしますと

 

1級 : 日常生活ができない     ( 食事・入浴・通院服薬・意思伝達etc.ができない )
2級 : 日常生活に著しい制限がある (上記を援助なしにはできない )
3級 : 日常生活もしくは 社会生活 に制限がある ( なお援助が必要な時もある )

 

※これらは あくまでも目安 でして、
実際に審査する機関で判定されるものとギャップがある場合も、往々にしてあるようです。

 

基本的には社会生活ができているのだけれども、一部分で制限があるような場合は3級、でしょうか。

 

ただ …

 

吃音の部分が全体の発話の多くを占めていて、
明らかに意思の疎通がままならない etc. なら、
その辛さと深刻さが 一目ならぬ、一聞きで明確に分かり、理解されやすいのですが、

 

そうでない、第3層、第4層における心理的な苦しさと、そこからの行動制限がメインですと、この「一部分」の辛さや困り感が、いかに深刻で、影響力が大きいのかをなかなか理解してもらいづらく。。

 

例えば、

 

職場の電話が怖くて出られない。業務に支障が出てしまう。上司からも怒られる。
電話する時、職場の全員が自分の電話に聞き耳立てているようで生きた心地がしない。。
こんな事が来る日も来る日も。。

 

こういう辛さの捉え方・受け取り方における、当事者と医療側の見解のギャップが「 取得の難しさ 」にも繋がっているようです。

 

そこで! 吃音に精通した医療機関がとっても大切になってくるのですね。。(しみじみ)

 

 

★そもそも手帳を取ってメリットがあるの?

 

<メリット>としては

 

所得税や住民税の控除

 

また、自治体によって
・バスやタクシーの運賃 (JR・航空各社は対象外)
・携帯電話料金
・施設の入場料

 

等の割引もあったりするようです。
(HNK受信料、自動車税、上下水道料金の減免は、3級は対象外)

 

障害者枠での就職ができるので、職探しの時に有効に使えるケースもあります。

 

自分の吃音を周りに分かってもらいたい派であれば、手帳が客観的に証するものになり得ます。

 

 

<デメリット>としては

 

・手帳の名前そのもので 「 気持ちが落ちる 」 「 やっぱり受け入れたくない 」 になる人もいる。
・手帳をもっていることについて周囲から理解を得られるか不安になる人もいる。
・取得していることを職場etc.知られなくない(隠しておきたい)場合には、使えないメリットがある。
・2年ごとに更新をしなければならないので、面倒。

 

因みに、この手帳は取得後、途中で返すこともできますし、更新しないこともできます。

 

人によって、ニーズや価値観は違いますので、「 自分軸 」 をしっかり持って、メリットとデメリットをじっくり考えたいですね。

 

 

「吃音ほっと」では、臨床的な吃音の改善やアドバイス、
また、法制度に関する件、医療機関や自助グループetc.の情報提供・ご相談は行っておりません。
気持ちの吐き出し・電話の練習としてどうぞご利用くださいませ。

   

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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安心

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年05月25日(金)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

こころのほっとラインにて吃音をお持ちの方のお話をお聴きする私達の心得として、
「うまく話せていますよ」「しっかり問題なく聞き取れていますよ」的なフィードバックは
リクエストがない限り入れないようにしています。

 

コミュニケーションで本当に大切なのは、話の中身。
その感覚を養っていただく意味もあり、
こちらが聞き取れているか、上手く話せているか、ということには囚われず
お話していただけるように、です。

 

ですが、時々、「話、伝わっていますか?大丈夫ですか? 」 と訊かれることがあります。

 

多少の連発・伸発・難発があろうと、
私達のみならず、一般的にも通話には支障がない感じなので、
「伝わっていますか?」と質問されること自体に 「?」 と感じることさえあるくらいです。

 

ですが、こうしてさほど気にならないレベルまで
当事者の方は気になってしまって、不安のアンテナを張り巡らされているんだな、ということに

この「吃音ほっと」を繰り返しお受けしている内に気付かさせられました。

 

吃音が出ながらも、内容はちゃんと伝わってる。

 

「あの、僕の話していること、分かりますか?」
「もちろんですよ。」

 

タイミングをみながら、時折、伝え返しをしているけれども、
そうじゃない、はっきりと 「 理解できてる。伝わってる。」をダイレクトに言葉にすると
安心するのでしょうか、その後の会話に難発が殆ど出てこない。。

 

「今、言い換えはどのくらいしていましたか?」
「え?ほとんどしませんでした。」

 

伝わっていないかも、上手くできないかも、という不安と恐怖が
どれだけ体のどこかをこわばらせ、声を出さなくしてしまうのか … 想いを馳せずにはいられません。

 

意外とイケるんだ。

 

それはスラスラ話せるからイケるのではなく、
電話であっても、顔が見えない音声だけの場であっても、実際多少詰まったところで意外と結構大丈夫なんだ。

 

… そんな 「 ココロの場慣れ 」 をこころのほっとラインでできればいいな、と思っています。

 

 

いちいち「伝わってる」を確認できないと、安心して言葉が出てこない。
そんな条件付けがついてしまわないように、
私達はいちいち「伝わってるよ」は言わないようにしています。

 

ひたすらお話いただく内容に耳を傾けています。

 

その一方で、
気になる方もいらっしゃるのは事実。
はっきり確認できることで、自分の中で安心と自信が構築できるのであれば、

 

みなさんから 「 今の大丈夫だった?」と、その案配をどうぞご質問なさってくださいね。

 

「 すんなり言えるようになりましたー! 」

のご感想も嬉しいです。

 

ですが、それ以上に、
「 詰まっても大丈夫って、度胸がちょっとつきましたー! 」
「(良い意味で)どうでもよくなってきましたー。」
のお声もすごく嬉しいです。

 

そして、最も嬉しいのは、
まだまだその段階までいかない方々からの
「 またかけてもいいですか? また付き合ってもらってもいいですか? 」
というお声。

 

もちろん! いくらでも! 何度でも! 喜んで!!!

   

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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SNSほっとラインも活用してみてくださいね

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年04月25日(水)

kitsuon2

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

4月18日から、私共 東京メンタルヘルス・スクエアは、LINEを利用した

 

SNSほっとライン(SNS相談) をスタートさせました。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

時間は25分間。
こちらは1日1回のみになります。

 

★ 電話という音声のみのやりとりはしんどい
★ 今はテキストでこの気持ちを吐き出したい。。

 

そんな方向けのカウンセリングスタイルです。

 

電話でのほっとラインと、SNS相談、両方のご利用可能です。

 

 

そういえば
1年以上前だったでしょうか。。

 

吃音をお持ちの方にとっては、電話だけっていうのは辛いんです!!

新しい媒体も欲しいです!!

 

と、企画ミーティングで熱く語ったのを思い出します。

 

その時には残念ながら、流れを引き寄せることができずに … 願い叶わず。

 

ですが、この度、全然思いもよらないルートからチャット相談の実現に至り、
この大きな流れにびっくり&感激している次第です。

 

「 吃音そのもののテーマじゃないんだけど、
やっぱり電話で悩み事を相談するのはちょっと怖い/心配だな。。。」
そんな方々には、SNSほっとライン がおススメです。

 

また、電話のほっとライン同様、
吃音をお持ちの方への対応etc.を習得済みの担当者が待機している時間帯は(吃音心得)と表示してあります。
吃音そのものに関するお悩みや吐き出しetc.も(吃音心得)にてお受けしております。

 

無料です。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

みなさまのご利用、お待ちいたしております!

   

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こんな感じで電話の練習をしています

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年03月25日(日)

kitsuon03

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 

ここ 「 こころのほっとライン 」 では、電話の練習もお引き受けしています。

 

いろいろなパターンをやりますよ☆

 

・基本的な電話の取次ぎ場面
・席外し
・伝言
・先方から質問される  などなど …

 

繰り返し、繰り返し、フェイントや「想定外」も入れたりして実施しています。

 

25分間、一点集中で同じパータンを8回9回エクササイズすることもあれば、

 

「おまかせ」状態で、こちらがいろいろな先方のシチュエーションを作ってアットランダムに応答していく形もあります。

 

1回1回フィードバックして確認したりする時もあれば、

 

そこから話が逸れて 「 愚痴吐きタイム 」 になる時もあります。

 

 

こちらは社会人になって相当経っている(泣)担当者ばかりなので、
就活準備のみなさんが用意しているシチュエーションのシナリオを軽く超える、実際のさまざまな場面設定でフェイントをかけていきますので、

 

「上手くいった♪」 な次の1本では 「ダ==!そう来るか!? 」 と動揺してつまる☆

 

ですが、だんだんフェイント慣れもしていく中で、なにかの”囚われ” みたいなものから みなさん解放されていくんですね。

 

本番は基本の流れになるとは限らないので、このフェイント慣れが大切だったりするのです。

 

 

詰まらない ことが大切なのではなくて、

 

詰まった時に動揺しすぎない 方がはるかに大きな力になる!

 

 

「 それができてりゃ苦労はしないんだよっ!」
… そんな皆さんの声が聞こえてきそうです。

 

できれば電話も、話すことも、回避したい。 1回でも避けることができれば、ほっとする。
だけど … 今は避けられない!

 

それならば、と、少しでも動揺が小さくなるように、
繰り返し、繰り返し、チャレンジする日、ひたすら口を慣らしていく日 … 緩急つけて練習していらっしゃいます。

 

時には、気にしちゃう気持ちそのものにフォーカスして
お話をお聴きする日もあったり。。

 

 

上手くいく日、調子が悪い日、いろいろあって、それらを越えて、いちいち気にしなくなるまで、とことんお付き合いをしています。

 

 

慣れって本当に大切なんだなぁ。。。と、しみじみ思います。

 

単純に、今まで練習できるような機会が本当になかっただけなんだな、と思う方も多いです。
はじめはガタガタでも、1本、1本、それぞれのペースでだんだんナチュラルになっていく …
そのプロセスのお伴をしていると、皆さんの潜在的な力を感じずにはいられません。

 

 

こんな風にやって欲しい。 というリクエストを戴き、それに沿ってやることができます。
実際の社名等も戴き、具体的にエクササイズもできます。(守秘義務がありますので、どうぞご安心ください。)

 

最初に 「 電話の練習をしたい 」 とどうぞおっしゃってくださいね。

 

   

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ココロのバトンタッチ

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年02月25日(日)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 相変わらず吃音心得スタッフの待機できる日が少ない中、毎度毎度、「ああ、やっとここに座れた! 」 と想い、
吃音をお持ちの方々からのコールをお待ちしています。

 

 

待機中、対象外の方からのコールも頻繁に入るのですが、

 

先日、とある 「 常連さん 」 から、いつものようにコールが入り

 

「 ごめんなさい、ただいま吃音をお持ちの方のみ受付の時間帯になっておりまして。。。」とお伝えしますと、

 

「 そうかそうか。それじゃ邪魔しちゃいかんの。今日は我慢するわ。 」

 

のお声に引き続き …

 

「 吃音の人は逆にいつも我慢してるんだろうな。今日は我慢している人達がいっぱいしゃべれるといいな。」

 

そうおっしゃってくださったのをお聞きして、思わず泣きそうになりました。

 

いつもはご自身のお悩みや苦しみをたっくさん吐き出される方。。。
こうして他の方、それも見知らぬ方々に向けて、シンプルなんだけど、温かい想いを馳せて下さったそのお気持ちが、本当に、本当に、本当に、嬉しかったのです。

 

 

月に2・3回だけの<吃音専用>の時間帯(=あの待機表示の緑色の帯にダラダラと文章が入っている時間帯)には、
平均して10件以上の対象外の方からのコールが入ってきます。
いつもその皆様に等しく 「 ごめんなさい 」 をさせて戴いているのですが、
どなた様もご快諾くださり、次の機会までお待ちくださいます。

 

みなさまのそのお気持ちが、改めて嬉しく感じ、ありがたく感じた次第です。

 

 

「 話したい 」 気持ちのバトンが繋がって、 こうして吃音をお持ちの方々と 「 はじめまして 」 をさせて戴いています。

 

 

電話に慣れていない方々の、受話器の向こうから伝わってくる ドキドキしている様子。。

 

その空気感が新鮮でもあり、神聖でもあり。
いつでも私達を初心に帰らせてくれます。

 

「 今日はどうされましたか?」 そうお訊ねしつつ、自分自身の耳とココロが大きく皆さんに開いていくのをいつも感じる25分間のスタートです。

 

   

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当事者の方だけでなくママさんたちにも

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年01月25日(木)

kitsuon01

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

 

「こころのほっとライン」(吃音をお持ちの方のみ受付)の時間帯には
当事者の方以外に、ご家族の方にもご利用いただけます。

 

家族の中でも特に一緒にいる時間が多くなるママさん達のお話も
大切に聴かせて戴きたいな、と思っています。

 

 

当事者がまだお子さんの場合、
本人はまだ自力では何もできません。

 

ママさん達が本人に代わって考えたりする場面もありますよね。

 

ママさん達、日々ココロを痛めながら頑張っています。

 

でも … そんなに強い訳ではないですモノ。
愛する我が子の様子を見守る苦しさを、ひとりきりで抱えるのは大変です。

 

 

こころのほっとラインは、アドバイスや情報提供などをするところではありませんが

 

それでもママさん達の ちょっと苦しい ちょっとしんどい
… そんなお気持ちとも一緒にいたいな、と思っています。

 

 

誰にも話せない、というより、
話したところで、ツルンと軽やかに きっと大丈夫だよ~ なんてあしらわれてしまった … 吃ママあるあるをご経験された方、


どうぞ孤独を感じないで。。。

 

こちらでは直接ご紹介はいたしませんが、
ひと昔前と違って、今では「親の会」も発足しており、会も順調に育ってきているようです。

 

 

吃ママ仲間や先輩吃ママに初めて話を聴いてもらっただけで
ほっとして涙が出て出て止まらなくなっちゃった。。。そんな場面を何度も見てきました。

 

今までどれだけ心細かったのでしょうね。。

 

そー!そー!そー そー!  … と、ひととき同じテーマでみんなで盛り上がるだけでも、
ココロがス~っと軽くなる時だってあります。

 

 

吃音を持つお子さんの人生最初のサポートは、
まずはその親御さんのサポートから始まる

 

そう表現しても、きっと過言ではないのではないでしょうか。

 

親の会で頑張っていらっしゃるママさんの方々の中には、
かつて自分がした同じ想いをする人が一人でもいなくなるように … と願いを込めて動いていらっしゃる方もいます。

 

ママさん、ひとりじゃない!

 

そして、ここ 「 吃音ほっと 」 でも、ママさん達のしんどい気持ちを吐き出せるところがあることを
頭のすみっこ~にちょっとだけ置いておいていただけると … 嬉しいです。

 

 

ママの元気は
子供たちの安心に繋がりますよね。

 

子供たちを支えるのがママ達ならば、
そのママ達を支える場の ちいさな1つ になれるといいな、と思っています。

 

   

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生まれて初めて自分の名前が言えた!

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2017年12月25日(月)

kitsuon12

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

相変わらず待機時間がなかなか増やせず、悶々としている私達。

ですが、たとえ細~~~くなったとしても、続けていくモチベーションを維持できるのは、
通常のほっとラインではほとんど出会わないパターンの感動場面が、ここ 「 吃音ほっと 」 にはあるからです。

 

その1つを今日はシェアさせていただこうと思います。

 

 

吃音ほっとでは、生まれて初めて 「 知らない人と電話する 」 経験をされる方がいらっしゃいます。

 

そして、知らない人に向かって 電話という音声だけの世界で
「 生まれて初めて自分の名前を言えた! 」 という方も何人もいらっしゃるのです。

 

自分の名前を。

 

大切な、大切な、自分の名前を。

 

 

面と向かってなら、相手の顔も見ることができる、自分の表情も見せることができる。
でも、電話は音声だけが頼りで、情報は全て音。

 

そこで自分の名前の最初の音が、苦手な 「 か行 」 だったり 「 た行 」 だったり 「 さ行 」 だったりしたら(泣)

 

 

ずっとずっと避けてきた。

 

ずっとずっと 自分の名前が 苦手だった が 嫌い にもなってもくる。

 

苦手なのが、名前なんだか 自分自身なんだか 区別がつかなくなってきたりもして。。。

 

そんなスパイラルから

 

 

電話の練習をしている中で

 

勇気をだして

 

自分の名前が初めて言えた瞬間、

 

その嬉しさと一緒に 嬉しさをも超えた凄い *ナニカ* が こちらにまで届いてくるのです。。!!!

 

 

それまで どれだけ 言えなくて辛かったのだろう、
それまで どれだけ 言いたかったのだろう

 

その言えない一言の後ろに どれだけの 「 できない 」想い を積み重ねてきたのだろう。。。

 

 

まだまだ たどたどしい、 連発、難発、伸発 どのパターンでも、

 

生まれて初めて 電話で自分の名前を言いきれた その瞬間のエネルギーは、

 

 

重い重い岩の扉が 開いたような

 

もう1回、どこからか 生まれ出たような

 

 

どんな言葉でも上手く表現しきれない
ただただ素晴らしい瞬間に立ち会わせて戴けるのです。

 

そして人の持つ潜在的な力を
しみじみ感じずにはいられない私達です。

 

 

吃音ほっとには、

 

頑張りたい時ばかりではなく、
立ち止まりたくなっちゃった時にも 私達がいます。

 

なんとも動けなくなっちゃった気持ちを 時にはしばらく一緒に見つめさせてくださいね。
立ち止まるのも、一緒にデス。

 

  

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黙っていてもOK すぐに切ってもOKなんです!

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2017年11月25日(土)

kitsuon11

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

私達は、吃音をお持ちの皆様とは、25分間 ( 通常は20分 ) 繋がっていることができます。

 

できるだけ言い換えをしないで、本当に使いたい言葉で、自分の気持ちを表現できたらな、と想いまだまだほんの少しなのですが、5分間延長させて戴いています。

 

ですが、逆に、

 

★電話そのものに慣れていない方

★知らない人と話すことに慣れていない方

にとっては、もしかしたら25分間は 「 長い! 」 と思うかもしれませんね。

 

ここ 「 こころのほっとライン 」 は、吃音をお持ちの皆様にどんな風に使っていただきましても大丈夫です。

 

例えば、「 怖くて怖くて、電話なんか掛けたことなんてないよ~(泣)」 という方☆

まずは電話をかけてみる。

 

とりあえず、まずは電話で繋がってみること自体に意義がある!
… という方もいらっしゃると思うのです。

 

そう! 「 第一歩 」 ですね!

 

その記念すべき第一歩に立ち会えたら、私達はすご~~~く嬉しいなぁ、なんて想うのです。

 

25分間、話しきる必要なんて、全くありません。

こちらの声を聞いて、言葉が出なくて … 「 おっ 思わず切っちゃった!! 」  オッケーです!!!
待機している時間帯の中で何度でもトライしてみてくださいな♪

 

最初の5分でパワーを使い果たして 「 今日はもう切る 」 。  これもOKです!

 

 

最初の一言の出し方の練習にもどうぞ☆

 

一旦繋がったら、その25分間はあなたの為だけの時間。

 

こちらに声が届かなくても、25分間は繋がり続けています。

 

「 タイミングが欲しい 」 というお声を戴いたこともありますので、
2分に1回くらいは、 「 はい、東京メンタルヘルス・スクエアです 」 と言うようにしますね。
( せかしている訳ではありませんので、大丈夫です(^-^)

 

また、いつでもご自分のタイミングで話し始めていただくのも、もちろん大歓迎です。

 

 

「 とにかく話さなくちゃ 」 みたいなプレッシャーは、本当に要らないので、
どうぞお気軽にお電話してみてくださいね。
お待ちいたしております!

  

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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電話、あきらめてた

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2017年10月25日(水)

kitsuon10

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

今回は、私達が無料電話相談 「 こころのほっとライン 」 を吃音をお持ちの方々にも是非使っていただければ!と
勢いが加速したきっかけとなった出来事をシェアしたいと思います。

 

 

思い起こせば1年半前。(もうそんなになるのですね。。)

 

東京タワーの麓で開催された 「 自閉症啓発Day 」 というイベントでの出来事でした。
そこには吃音のブースもあって、当事者の方に質問させて戴ける機会に恵まれました。

 

そこで、優しそうな面持ちのイケメン君(私は「先生」と呼んでいました)に

 

電話相談を私達が受ける場合に、
どんなことに注意したり工夫したりしたらいいと思われますか?

 

 

と尋ねた時のこと。

 

 

ちょっとびっくりされたのです。

 

ん? 私は何故びっくりされたのか、即座にはピンときませんでした。

 

 

私が前提としていたのは、「 職場etcでの電話 」とかではなくて、「 相談・打ち明け・カウンセリング 」としての電話。

完全に 「 どんな状態でも大歓迎! 」「 ココロ受け入れ体制 300% 」 な訳です。

 

その上、イケメン君先生は、全然聞き取りづらいどころか、聞いていて 「 ? 」 と思うことすら一切なし。

 

難発 (「・・・・・・・・っなっ」 なかなか出ない)

連発 (「だだだだだだだだだだから」 etc. )

伸発 (「そーーーーーーーーれから」 etc.)

 

が、全くなかったのです。
言われなければ、いえ、言われても吃音を持っているとは分からないくらい。

 

 

それなのに。

 

それなのに!!!

 

 

ポロっとこぼれ出た

このひとこと。

 

 

でんわ、あきらめてた。

 

 

背中に電撃が走るくらい

私はショックを受けてしまいました。

 

 

こんなに話せているのに。。

 

それだけストレスと恐怖が大きいのだろうな …

察せずにはいられませんでした。

 

 

更にです。

この先生クンでさえそうなのに、

 

傍から吃音とわかると自覚されている方々は

どれだけ予期不安のエネルギーをいつもココロにまとって電話を目の前にしていることか …

 

想いを馳せると胸がギュゥゥゥ … っとなりました。

 

 

そして、どんな状態でも、吃音をお持ちの方々が安心して話そうと思えるような 「 場 」 に

今の電話カウンセリングの場(下手すると、対面カウンセリングの場だってそうかも)が全く整っていないんだ … とも、認識したのでした。

 

 

急がねば!

 

そう思った2016年春のできごとでした。

 

 

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