メニュー

ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

アクセス
お悩み相談申込 お問い合わせ 講座・活動申込み ご感想の投稿 寄付する
悩み相談と心の対話の場所 | NPO東京メンタルヘルス・スクエア
アクセス
お悩み相談申込 お問い合わせ 講座・活動申込み ご感想の投稿 寄付する

東京メンタルヘルス・スクエアblog

死の体験旅行

カテゴリ: 生命(いのち) 作成日:2018年08月06日(月)

死の体験旅行

人は死に行くとき、何を見て、何を思うのでしょうか。

 

死に行く道のりを疑似体験するワークショップが「死の体験旅行」です。

 

元々は終末期医療に携わる医師・看護師などのスタッフ向けに実施される、患者さんの立場や気持ちを理解するためのワークショップです。

今回、一般の人向けに実施されたワークショップに参加してきましたので、ご紹介します。

 

「死の体験旅行」では、旅行前の準備として、20枚の小さな紙にひとつづつ、自分にとって「大切なもの」の名前を書き込みます。

そして旅行が始まると、司会者が物語を静かに語ります。

 

「あなたは、体調が優れない日々が続いたある日、意を決して病院に行くことにしました‥‥」

 

物語を聞いているだけなのに、自分のことのように感じられて、思わず引き込まれます。

 

「‥‥会社を休んで、入院することになりました。手元にある紙を一枚選んで、ぐしゃぐしゃに丸めて床に捨ててください」

 

紙に書いただけとはいえ「大切なもの」を丸めて床に捨てる行為には胸が痛みます。

 

物語はゆっくりと、確実に、避けられない運命に向かって進みます。
その間、様々な感情が湧き上がります。
怒り、期待、悲しみ、申し訳なさ、感謝、諦め‥‥。


それらの感情を味わいながら、紙に書いた「大切なもの」をひとつ、またひとつ、捨ててていきます。

「大切なもの」の中にも、簡単に捨てられるもの、なかなか捨てられないものがあることに気づきます。

 

そうして迎えた最期の瞬間。
死ぬ瞬間の気持ちは、想像していたものとは少しだけ違いました。
一番最後まで手元に残った「大切なもの」も意外なもので、自分の選択に驚きました。

 

「死に行く道のりを疑似体験する」ことは、死への道のりを理解するだけではなく「何を大切にして生きるか」に思いを馳せる時間にもなりました。

 

もしあなたが、死の体験旅行に出かけたら。
何を見て、何を思うのでしょうか?

 

無料・低価格でも安全な相談場所を目指して

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年08月01日(水)

Keicho

 

私たちNPO法人東京メンタルヘルス・スクエアの理念・願いは、「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会をつくる。」です。


2012年の設立以来、その時その時に必要と思うことを足し加えて、無料相談と低価格の対面カウンセリングを中心とする現在の形を作ってきました。

 

電話とチャットの無料相談の「ほっとライン」では、合わせて年2,000件以上の、そして対面式のカウンセリングの「お話しパートナー」では年間400件ほどのご相談を受けています。

 

もしも、自分の気持ちを話したいけれど話す相手がいないという方がいらっしゃったら、私たちの無料相談、低価格カウンセリングを利用していただきたいと願っています。

 

 

 

カウンセリングを受けようとすると、普通は1万円以上かかってしまいます。
初めて行くにはちょっと躊躇してしまう金額ですよね。

 

誰かに気持ちを聞いてもらいたくても、お金がなくてカウンセリングに行くことが出来ない。

初めてのカウンセリングが怖くて、あと一歩前に進むことが出来ない。

 

そんな問題を解決するために、無料でも、安くても、しっかりしたカウンセリングや悩み相談の場所を提供したい。
そして、それが無理ではない仕組みを作り、いつまでも継続したい。私たちはそう考えまた。

 

東京メンタルヘルス・スクエアには現在約80名のカウンセラーが所属していますが、みんな「困っている人の助けになりたい」という気持ちを持ったカウンセラーです。

本職は、個人カウンセラーであったり、学校の先生であったり、企業の人事担当者であったり、主婦であったりと様々です。
でもみんなに共通するのはカウンセリングの専門スキルを持っていることと、人の役に立ちたいという優しく熱い想いを心に抱いているメンバーだということです。

 

歴史と実績のあるカウンセリング企業「東京メンタルヘルス株式会社」の後ろ盾を得ながら、スキルを持った有志メンバーで運営していく。

この形をとることで、「無料、低価格でも安心できる相談場所」、無料の電話・SNS相談、3000円の対面式カウンセリングという仕組みを作りました。

 

 

 

私たちが準備している相談、カウンセリングは現在3種類です。

 

●こころのほっとライン:無料の電話相談 1回20分、1日2回使用可
https://www.npo-tms.or.jp/service/hotline.html

 

●SNSほっとライン:  無料のチャット相談 1回25分、1日1回
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

●お話しパートナー:  3,000円の対面式カウンセリング。1回50分 池袋駅から徒歩5分

 (月に1回無料体験の日を準備しています)
https://www.npo-tms.or.jp/service/ohanashi.html

 

 

みなさんの安心できる居場所でありたいと思っています。
一度私たち東京メンタルヘルス・スクエアをのぞいてみてください。

企画・広報局 みずぬま

 

私たちの活動に共感していただけたら「いいね」ボタンをクリックしてください。

お願いします。

 

 

 

 

2018 吃音・クラタリング世界合同会議に参加してきました

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年07月25日(水)

hiroshima3

 

こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

7月13~16日に、広島の平和記念公園にある広島国際会議場にて開催されました、「 2018 吃音・クラタリング世界合同会議 」 に参加してきました!

 

hiroshima2

 

地元4時47分発の始発電車に乗り、新幹線も始発、それでも開会式には間に合わず、汗だくの猛ダッシュ滑り込みセーフ!で聴講できた Bruce Wampold 博士の開幕基調講演 「 癒しの社会基盤 」は、心理職の立場からすれば 「 本当そうだよねぇ 」 と、しみじみ改めて初心に戻って確認できるような、根幹となる大切なお話でした。

 

この合同会議は5団体の共催で、日本からは日本吃音・流暢性障害学会と、当事者の団体であるNPO法人全国言友会連絡協議会(全言連)が入っており、セラピスト側は、大抵が言語聴覚士の方々。心理職なんて本当にわずか。。。

 

ですが、Bruce Wampold 博士は心理職の方でしたので、なるほど納得の内容でした。

 

発吃に関する技術(?)的な言語聴覚の専門スキルのプラスアルファ、もしくはその土台となるものは何か。

… そんなお話に、ここ私達ほっとラインでも、十分にお役に立てるものがあるなと確信した次第です。

 

hiroshima1

 

 

また、会場では、2年前に教えを戴いていました懐かしい方々との再会があったり、その方々と、Bruce Wampold 博士の講演の意義をリアルタイムで一緒に確認し合えたりもでき、とても嬉しいひと時でした。

 

また、新しい出会いと繋がりの中で、ほっとラインでの電話練習に関しての新しいヒント等も頂戴できたりと、ありがた~い機会にも恵まれました。

 

言語聴覚士の経験と知識、カウンセラーの経験と知識、2つのフィールドが融合すると、1+1=10にも20にもできることが広がっていくのも感じました。

 

折しも、「 生物 - 心理 - 社会モデル 」 「 多職種連携 」 なる言葉を最近頻繁に見聞きする筆者としては、 「 コレぞまさに! 」 な現場の感覚 … 。

 

吃音も、CALMSモデルではないけれど、発吃に関する口腔運動機能(M)、言語面(L)だけでなく、
心理的側面(C)(A)、社会的側面(S) もしっかりサポートできてはじめて整うものがあるのだな、と再確認してきました。

 

hiroshima4

ヒントをくださった言語聴覚士さんとの出会いの他、
ポスター発表での貴重なお話の数々も、大きな宝となりました。

 

国リハ(国立障害者リハビリテーションセンター)の先生方のポスターには、もう、もう、どのポスター発表も喰い入るように学ばせて戴きました!

 

「この詳細の本はいつ出るんですか!?」と思わず訊いてしまったくらいです (笑)
「その前に論文発表ですかね。」と笑って返されてしまいましたが(^-^)

 

その勢いで聴講した、3日目の基調講演 … 国リハの森浩一先生の「認知行動療法を使った成人吃音のグループ療法」では、目と耳全開で聞き入っていたのは言うまでもありません。

 

国リハさんは他にも、社交不安尺度の「電話」部分に焦点を当てたポスター発表もして下さっており、筆者のここ「吃音ほっと」を始めた動機どんぴしゃり!
ますます 「 吃音ほっと 」 のモチベーションを上げて帰ってきました。

 

 

実は、自腹をはたいて東京から広島へ参加したのは、筆者だけでなく、もう一人「吃音ほっと」の仲間がいました。

その日の夜に届いた彼女からのメールをシェアします。大会に初めて参加した彼女の率直な気持ちを感じてください。。

 

「なんかね、こんな風に当事者と専門家がいい意味で混じりあってる大会って、今まで経験したことなかったなって。

堂々と吃音と共に言いたいことを言ってる姿は、本当に生き生きしてて、あー自分を生きてるからだよねって思った。

もちろんこの大会で話せる人は、多くのものを乗り越えて今にいたる人。

 

それができないでいる人の方が多いのだと思うけれど、だからこそ、そんな人に寄り添う意味があるでしょうって。
吃音ほっとでできること、あるね って☆

ごめん、なんか感情ボリュームがマックスで 笑」

 

彼女は、一度にたくさんの吃音をお持ちの方と出会うこと、お話を聞くことが初めての経験でしたが、映画 「 When I Stutter 」や、日本では言友会の皆さんがスピーチしてくださった 「 マイメッセージ 」 が本当に大切な機会となったようで、とてもありがたかったです。

 

まだまだ、経験はたくさん!

 

「親の会」のお話をお聞きして、
親御さんのココロのサポートの大切さを改めて感じたこともありましたし、

 

当事者同士が繋がっていくことの大切さも、言友会の皆さまの姿を見て感じました。

 

 

話は尽きないのですが。。。

 

最後に2つ、深く印象に残ったことをば。

 

1つは、「ワールドカフェ」というプログラムでの一幕。

 

たまたま同じテーブルに当事者のソーシャルワーカーさん、医師の卵さんと同席になった時がありました。
心理職の筆者も含め、それぞれのフィールドでもっと吃音の理解を広げたいよね、社会に繋げられる伸びしろ、たくさんあるよね! いる場所は違うけど、想う事、目指すことは1つ☆ 繋がってるね。
みんなお互いに頑張ろう!  … と分かち合えた一幕がありました。

 

何年後かに同じメンバーでもう1度会ってみたいなぁ、と思ったひと時でした。

 

そして、もう1つは、

森先生の3日目の基調講演をはじめ、他の口頭発表でも、
「 吃音治療そのものにフォーカスを当てない 」 がキーワードになっているものが、いくつもあったなぁ … と。

 

こうして、心理の畑でできることが、たーーーーーーっくさんあることを確信し、
焦げるような暑さの中、熱い想いで帰路につきました。

 

いろいろな方の吃音への想いに触れ、これからも更に精進していこうと、ココロに誓った広島ステイでした。

 

    

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

私たちの活動にご賛同いただけたら「いいね」ボタンを押してもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

 

障害者手帳って取得できるの?

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年06月25日(月)

asjisai2

 

こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

「 吃音って障害者手帳、とれるの?」


気になってネットで調べても、こんなに情報が溢れているにも拘らず
見つからない。。。なんだよ、困ったなぁ。。。どこに訊けばいいんだよ。。

 

そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

今回はちょっと固い事務的なノートのようになっちゃいましたが、
いくつか手帳にまつわるお話を。

 

 

★吃音でも障害者手帳って取れるの?

 

障害者手帳を取得することは、できます。
ポイントは2つ。

 

①吃音が対象になる手帳は、正式には 「 精神障害者保健福祉手帳 」 といいます。
「身体」 ではなく 「 精神 」 の方です。

 

②ただ、実際問題として、どうやら取得は簡単とは言えないようです。

 

 

★どうやったら手帳を取れるの?


手帳の申請には、医療機関の(受診記録を含む)診断書が必要になります。
最初に受診してから6か月後、再度受診した時に、手帳の適用範囲である状態が6か月続いていると診断されたら、申請ができるようになります。

 

申請書類は、市区町村の障害者福祉担当の窓口へ取りに行き、
医療機関で診断書を書いて貰ったら、必要事項を記入して、再び窓口に提出します。
審査には1~2か月かかるようです。

 

ここでのポイントは2つ
①今受診しても、すぐに申請ができないこと。(6か月かかる)
②吃音に精通している医療機関にかかること。 ( ←ここ大切!)

 

 

★どの病院に行ったら診断書を書いてくれるの?

 

耳鼻咽喉科、精神科・心療内科になりますが、上記の科ならどこでもOKかというと、そうとは限りません。
むしろ逆で、どちらの科であっても、吃音を診察してくれる医療機関がとても少ないのです。

 

HPなどで吃音について詳しく記載しているような医療機関以外にも、

 

お近くの自治体(市区町村)の障害者福祉担当の窓口に行くか、メール等で問い合わせてみるのも手です。

 

 

★どれくらいの症状だったら手帳がもらえるの?

 

厚生労働省のHP >「 対象となる方 」 によりますと↓
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_06notebook.html

果てしなくシンプルにお伝えしますと

 

1級 : 日常生活ができない     ( 食事・入浴・通院服薬・意思伝達etc.ができない )
2級 : 日常生活に著しい制限がある (上記を援助なしにはできない )
3級 : 日常生活もしくは 社会生活 に制限がある ( なお援助が必要な時もある )

 

※これらは あくまでも目安 でして、
実際に審査する機関で判定されるものとギャップがある場合も、往々にしてあるようです。

 

基本的には社会生活ができているのだけれども、一部分で制限があるような場合は3級、でしょうか。

 

ただ …

 

吃音の部分が全体の発話の多くを占めていて、
明らかに意思の疎通がままならない etc. なら、
その辛さと深刻さが 一目ならぬ、一聞きで明確に分かり、理解されやすいのですが、

 

そうでない、第3層、第4層における心理的な苦しさと、そこからの行動制限がメインですと、この「一部分」の辛さや困り感が、いかに深刻で、影響力が大きいのかをなかなか理解してもらいづらく。。

 

例えば、

 

職場の電話が怖くて出られない。業務に支障が出てしまう。上司からも怒られる。
電話する時、職場の全員が自分の電話に聞き耳立てているようで生きた心地がしない。。
こんな事が来る日も来る日も。。

 

こういう辛さの捉え方・受け取り方における、当事者と医療側の見解のギャップが「 取得の難しさ 」にも繋がっているようです。

 

そこで! 吃音に精通した医療機関がとっても大切になってくるのですね。。(しみじみ)

 

 

★そもそも手帳を取ってメリットがあるの?

 

<メリット>としては

 

所得税や住民税の控除

 

また、自治体によって
・バスやタクシーの運賃 (JR・航空各社は対象外)
・携帯電話料金
・施設の入場料

 

等の割引もあったりするようです。
(HNK受信料、自動車税、上下水道料金の減免は、3級は対象外)

 

障害者枠での就職ができるので、職探しの時に有効に使えるケースもあります。

 

自分の吃音を周りに分かってもらいたい派であれば、手帳が客観的に証するものになり得ます。

 

 

<デメリット>としては

 

・手帳の名前そのもので 「 気持ちが落ちる 」 「 やっぱり受け入れたくない 」 になる人もいる。
・手帳をもっていることについて周囲から理解を得られるか不安になる人もいる。
・取得していることを職場etc.知られなくない(隠しておきたい)場合には、使えないメリットがある。
・2年ごとに更新をしなければならないので、面倒。

 

因みに、この手帳は取得後、途中で返すこともできますし、更新しないこともできます。

 

人によって、ニーズや価値観は違いますので、「 自分軸 」 をしっかり持って、メリットとデメリットをじっくり考えたいですね。

 

 

「吃音ほっと」では、臨床的な吃音の改善やアドバイス、
また、法制度に関する件、医療機関や自助グループetc.の情報提供・ご相談は行っておりません。
気持ちの吐き出し・電話の練習としてどうぞご利用くださいませ。

   

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

 

 

 

 

SNSで、こころを繋ぐ。

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年06月08日(金)

辛すぎて、声にできないとき。
誰にも聞かれたくなくて、声に出せないとき。
話す気力もないくらい、こころのエネルギーがなくなっているとき。
人に会うのが億劫なとき。

そんなとき、私たちのSNSほっとラインを思い出して欲しくて、動画を作りました。

ひとりぼっちだなと思った時、どうか思い出してください。
あなたがどんな人で、どんな状況にあるのか、私たちからは見えないけれど。

私とあなたは、文字の力で、つながることができます。

SNSほっとライン 担当カウンセラー 一同

安心

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年05月25日(金)

kitsuon1

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

こころのほっとラインにて吃音をお持ちの方のお話をお聴きする私達の心得として、
「うまく話せていますよ」「しっかり問題なく聞き取れていますよ」的なフィードバックは
リクエストがない限り入れないようにしています。

 

コミュニケーションで本当に大切なのは、話の中身。
その感覚を養っていただく意味もあり、
こちらが聞き取れているか、上手く話せているか、ということには囚われず
お話していただけるように、です。

 

ですが、時々、「話、伝わっていますか?大丈夫ですか? 」 と訊かれることがあります。

 

多少の連発・伸発・難発があろうと、
私達のみならず、一般的にも通話には支障がない感じなので、
「伝わっていますか?」と質問されること自体に 「?」 と感じることさえあるくらいです。

 

ですが、こうしてさほど気にならないレベルまで
当事者の方は気になってしまって、不安のアンテナを張り巡らされているんだな、ということに

この「吃音ほっと」を繰り返しお受けしている内に気付かさせられました。

 

吃音が出ながらも、内容はちゃんと伝わってる。

 

「あの、僕の話していること、分かりますか?」
「もちろんですよ。」

 

タイミングをみながら、時折、伝え返しをしているけれども、
そうじゃない、はっきりと 「 理解できてる。伝わってる。」をダイレクトに言葉にすると
安心するのでしょうか、その後の会話に難発が殆ど出てこない。。

 

「今、言い換えはどのくらいしていましたか?」
「え?ほとんどしませんでした。」

 

伝わっていないかも、上手くできないかも、という不安と恐怖が
どれだけ体のどこかをこわばらせ、声を出さなくしてしまうのか … 想いを馳せずにはいられません。

 

意外とイケるんだ。

 

それはスラスラ話せるからイケるのではなく、
電話であっても、顔が見えない音声だけの場であっても、実際多少詰まったところで意外と結構大丈夫なんだ。

 

… そんな 「 ココロの場慣れ 」 をこころのほっとラインでできればいいな、と思っています。

 

 

いちいち「伝わってる」を確認できないと、安心して言葉が出てこない。
そんな条件付けがついてしまわないように、
私達はいちいち「伝わってるよ」は言わないようにしています。

 

ひたすらお話いただく内容に耳を傾けています。

 

その一方で、
気になる方もいらっしゃるのは事実。
はっきり確認できることで、自分の中で安心と自信が構築できるのであれば、

 

みなさんから 「 今の大丈夫だった?」と、その案配をどうぞご質問なさってくださいね。

 

「 すんなり言えるようになりましたー! 」

のご感想も嬉しいです。

 

ですが、それ以上に、
「 詰まっても大丈夫って、度胸がちょっとつきましたー! 」
「(良い意味で)どうでもよくなってきましたー。」
のお声もすごく嬉しいです。

 

そして、最も嬉しいのは、
まだまだその段階までいかない方々からの
「 またかけてもいいですか? また付き合ってもらってもいいですか? 」
というお声。

 

もちろん! いくらでも! 何度でも! 喜んで!!!

   

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

 

 

 

KIFU BARに行ってみた

カテゴリ: つれづれなる想い 作成日:2018年05月17日(木)


KIFU BAR0

 

 ホームページのSEO対策で、瀕死の重傷を負った(そのことはいつかまた報告します)時に助けてくれたNPO Marketing Laboさんのお誘いを受けてKIFU BARに参加してきました。

 

KIFU BARとは、同団体が主催する毎月1回(最近は水曜日が多いらしい)20:00~22:00の2時間開催されているNPO/NGOのイベントです。


毎回2つの団体が約10分間自分たちの活動をプレゼンし、残りの時間帯で質疑応答や、参加者同士の交流を図るという企画。

飲食代の40%が登壇したNPOに寄付されるという仕組みで、盛り上がって飲めば飲むほど応援したいNPOの支援になるという面白い仕組みです。

 

会場となるお店は、わかりやすい場所のはずなのに、看板が小さかったためなかなか見つけることができず、赤坂見附の街の中をスマホ片手にうろうろ。

でも同じようにきょろきょろ歩きをしている二人組が消えて行ったビルについて行ったら、ひっそりとした「Fiore Aksaka」の文字を発見。どうにか遅刻せずに済むと思いながら5階の会場へ。

 

KIFU BAR2


会場に着いたのは5分前の19時55分。

受付を済ませ、ドリンクを受け取って会場に入ると、すでに二つの人だかりができて大きな盛り上がり。

 

「常連さんばかりの集まりかな?ちょっと入りづらいかも」って思いながら輪に入るタイミングを計っていたら、その固まりのあちこちで名刺交換がスタート。

どうも仲良さそうだけど、他人同士のようだぞ、とちょっと安心し、輪の中に合流。
聞いてみると旧知の知り合いのように話していた、そのほとんどの人たちが10分前に知り合ったばかりの人たち。一人で、イベントに参加しようと思う人たちは社交性が高いようですね。

 

やや時間が過ぎたところで、KIFU BARのイベントがスタート。

まずはMarketing Laboの若手二人の司会で、KIFU BARの趣旨や仕組みを説明。
何とも明るい二人のファシリテーションで、イベントは常に雰囲気は明るく、和やかに進行します。

 

しばしの歓談タイムを経て、メインディッシュの2団体による活動のプレゼンテーション。

 

KIFU BAR1

 

今回のご登壇の1団体目は、Google Adwordsを活用して自殺防止に取り組むNPO法人OVAさん。


Googleで自殺に関連する言葉で検索すると「相談を受ける」旨の広告が表示され、そこからメールやSkypeでの相談につなげ、自殺を防止するという取り組みです。

 

以前からこの取り組みを知っており、直接お話が聞けるとあって、僕は興味津々。

「声なき声にこたえたい」と、東京メンタルヘルス・スクエアの「いじめ・自殺・不登校ゼロプロジェクト」の趣旨と同じお話を聞くことができ、これは絶対お友達になって、協力関係を作らねば、、、と想い、しっかりとお話を聞き、しっかり名刺交換をしてきました。

 

もう1団体はアフリカと日本の文化交流を進めるNPO法人AYINAさん。

先進国がアフリカに最新技術を導入して一気に近代化することに疑問を持ち、現地の青少年に対するリーダーシップの育成や教育を最も大切な活動としている団体です。
登壇者の副責任者のパワーがすごい。しゃべらなくてもいでたちだけで存在感が絶大。

しかもしゃべりだすとそのパワーが倍増して、すぐにでもアフリカに行ってみたくさせてしまう魅力の持ち主でした。

 

2団体ともカラーは異なるものの、自分たちの活動に対する熱い気持ちが伝わってきて、参加者たちも聞きたいことが山ほどあって、質問の嵐。
2時間のうち1時間強がフリータイムのはずなのに、ほとんどがプレゼンとQAで費やされてしまいました。

 

 

KIFU BARの参加者はやはりNPO関係者が中心。主催のMarketing Laboさんのつながりで来ている人が多数ではあるものの、Facebookで見つけて一人できた大学生や、個人事業主の人たちもおり、異業種交流会としても機能している感じでした。

 

21:50にはイベントが終了。その日の上り?の40%が二つの団体の登壇者に手渡されます。
僕らが飲んだお酒の一部が、その場で封筒に包まれ2団体の元に。
この生々しい儀式もKIFU BARの面白さの一つかもしれないです。

 

KIFU BAR3

 

そして最後は参加者全員での記念写真。
たった2時間でしたが、いくつかの団体、何人かの個人と意気投合して対話。もしかしたらこの先どこかで一緒に活動させてもらうかもしれません。

 

何気なく、軽い気持ちで行ってきたKIFU BARですが、もしかしたら貴重な出会いを作ってくれたのかもしれません。
月に1回のイベント。また時間があったら参加してみたいと思っています。

 

 みずぬま

 

『生きてることが辛いなら』

カテゴリ: 生命(いのち) 作成日:2018年05月02日(水)

 

sora

 

 

3月の自殺対策強化月間中に、SNS相談をやったことは、すでに別のブログで報告しました。

 

今回は、その頃、あるいはその前後に、私自身が考えたりしたことを、ひとつ書いてみたいと思います。

 

「死にたい」となると、真っ先に浮かぶ歌は、森山直太朗さんの「生きてることが辛いなら」という歌です。

 

生きてることが辛いなら

いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
3日と経てば元通り

 

こんな歌詞から始まる歌です。

 

今から10年前、2008年夏にシングルリリースされた曲です。


あいにく私はその当時はこの曲を知りませんでしたが、自殺を勧めているような内容にもとれるこの歌が、「過激すぎる」「どきっとした」などと賛否両論が巻き起こったようです。

 

この歌、作詞は直太朗さんの友人で、詩人の御徒町凧さんです。

 

もちろん、この曲は、自殺を勧めているわけではありません。
次のような歌詞でこの歌は終わります。

 

生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ

 

よかったら、この曲、まだの方はお聴きになってみてください。
私は聴いて、歌の力というものをとても実感しました。
感じ方は人それぞれかと思いますが、「生きてることがつらい」という言葉に感じるところがある方には、一聴をおすすめしたい曲です。

 

NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエア 理事

SNSカウンセリング リーダー

新行内 勝善

 

 

SNSほっとラインも活用してみてくださいね

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2018年04月25日(水)

kitsuon2

 

 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

4月18日から、私共 東京メンタルヘルス・スクエアは、LINEを利用した

 

SNSほっとライン(SNS相談) をスタートさせました。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

時間は25分間。
こちらは1日1回のみになります。

 

★ 電話という音声のみのやりとりはしんどい
★ 今はテキストでこの気持ちを吐き出したい。。

 

そんな方向けのカウンセリングスタイルです。

 

電話でのほっとラインと、SNS相談、両方のご利用可能です。

 

 

そういえば
1年以上前だったでしょうか。。

 

吃音をお持ちの方にとっては、電話だけっていうのは辛いんです!!

新しい媒体も欲しいです!!

 

と、企画ミーティングで熱く語ったのを思い出します。

 

その時には残念ながら、流れを引き寄せることができずに … 願い叶わず。

 

ですが、この度、全然思いもよらないルートからチャット相談の実現に至り、
この大きな流れにびっくり&感激している次第です。

 

「 吃音そのもののテーマじゃないんだけど、
やっぱり電話で悩み事を相談するのはちょっと怖い/心配だな。。。」
そんな方々には、SNSほっとライン がおススメです。

 

また、電話のほっとライン同様、
吃音をお持ちの方への対応etc.を習得済みの担当者が待機している時間帯は(吃音心得)と表示してあります。
吃音そのものに関するお悩みや吐き出しetc.も(吃音心得)にてお受けしております。

 

無料です。
http://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

 

みなさまのご利用、お待ちいたしております!

   

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

 

 

 

チャットカウンセリング「SNSほっとライン」はじめました

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年04月20日(金)
友だち追加
vfi290m3pZ.png

 

NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、2018年4月18日より「SNSほっとライン」を開始します。

私たちは2018年3月1日から3月31日までの期間限定で、厚生労働省の支援を受けて自殺予防のための無料SNSカウンセリング(SNS相談)を実施しました。

この中で、SNS相談には電話や面談とは違うメリットがあることが分かりました。
家族や友人に気づかれずに相談することができる。口を開くのが億劫なほど辛いときでも話ができる。何よりスマホから気軽に相談できる。これらのメリットのおかげで、今までカウンセリングを受けていらっしゃらなかった多くの方と繋がることができました。

SNSカウンセリングの有用性を実感した実績と、多くの利用者さんから頂いた「SNS相談を続けて欲しい」とのご意見をもとに「SNSほっとライン」を立ち上げることに致しました。

実施した経験から、課題も見つかりました。
SNSでの25分は予想以上に短く、十分にお話して頂くことができない、相談を申し込んでもなかなかカウンセラーに繋がらない‥‥。 これらの課題についても改善方法を考えながら、SNS相談を行う予定です。

私たちが今まで取り組んできた無料電話相談「こころのほっとライン(無料電話相談)」や低価格の対面カウンセリング「お話しパートナー」と併せて、より多くの人にカウンセリングを活用していただけるよう努力していきたいと考えています。