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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

東京メンタルヘルス・スクエアblog

8/30-9/3 こどもアバター相談、どうぞお話しにきてくださいね(無料)

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2023年08月29日(火)

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 こんにちは。東京メンタルヘルス・スクエアです。

 

夏休みがもうすぐ終わる人、すでに学校が始まった人 … 

全国でいろいろな想いを抱えながら、みなさんこの時期を過ごしているのでしょうね。

 

「学校なんて始まらなきゃいいのに 」

「みんなと会いたくない」

「行きたくない!ホントむり!」

 

苦しかったり、つらかったりする気持ちを 誰にも話せない。

いま … ひとりで泣きそうな気持ちになっていないかな。

 

アバターを使ってでもOK☆ 顔出しナシ(声だけ)でもOK☆ 素顔でもお話できます。

自分が一番ラクにお話できるスタイルで大丈夫。

 

つらい きもち

誰にも言えない ナイショの きもち 

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ここでお話しできますよ。

あなたのお声、どうぞきかせてくださいね。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

8月30日(水)~ 9月3日(日)

1回20分 無料です

<対象>小学生・中学生・高校生

<抽選時間>

16:00   16:30   17:00   17:30   18:00   18:30

19:00   19:30   20:00   20:30   21:00   21:30

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 

申込(やり方)の方法は こちら↓↓↓ のページからどうぞ。

https://www.npo-tms.or.jp/service/avatar-hotline.html

 

 

<おとなのみなさまへ>

 ひとりでも多くのつらい想いをしているこども達の声をききたい、支えたい、
その運用資金集めのためにクラウドファンディングを開始しました。 
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子どもたちの居場所づくりのために、みなさまのご協力をどうぞお願いいたします。
 
 

吃音の合理的配慮をお願いするシートのご紹介

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2023年04月03日(月)

こんにちは。

東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

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もう間もなく新年度がスタートになりますね。

新しいクラス、新しい仲間や先生・上司達とちょっとでも不安を少なくして過ごしたい。

でも、言葉がでなかったらどうしよう … 。

周りに自分のことをちょっとでも分かってもらえたら、その分だけ気持ちがちょっと楽になれますよね。

自分のこと、吃音でしんどいこと、分かって欲しい。でもどうやって伝えたらいいの?

ひきつづき「zoom でお話しパートナー」実施します☆(吃音チーム)

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2023年03月03日(金)

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「顔をみながら話したい!」のお声から生まれた

zoom で お話しパートナー(3,000円/50分)

いつもお申し込みをいただきましてどうもありがとうございます。

 

今まで吃音心得スタッフがご対応可能なご予約枠をこちらでお知らせしておりましたが、

可能枠がとても少ない状況ではなくなってまいりましたので

試験的に3月はお知らせを出さないでみなさまのご希望日程を受付けさせていただきます。

いつも通り「zoom でお話パートナー」は実施いたしております。

皆様とお会いできますこと、引き続きお待ちいたしております!

申し込みフォームは こちら

「zoomでお話パートナー」 2月のご予約枠(吃音チーム)

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2023年02月03日(金)

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「顔をみながら話したい!」のお声から生まれた

zoom で お話しパートナー(3,000円/50分)

いつもお申し込みをいただきましてどうもありがとうございます。

吃音心得スタッフがご対応可能な2023年2月のご予約枠です;

お申し込みフォームは こちら

「zoomでお話パートナー」 1月のご予約枠(吃音チーム)

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2022年12月31日(土)

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「顔をみながら話したい!」のお声から生まれた

zoom で お話しパートナー(3,000円/50分)

いつもお申し込みをいただきましてどうもありがとうございます。

吃音心得スタッフがご対応可能な2023年1月のご予約枠です;

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いじめ・不登校を乗り越えたカウンセラーよりみな様へ2

カテゴリ: 子どものメンタルヘルスへの取組み 作成日:2022年12月07日(水)

いじめ・不登校を乗り越えたカウンセラーよりみな様へ2

~いじめで不登校、でも立ち上がった~

 

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カウンセラー、講師 栗本 顕

 

皆さんこんにちは、東京メンタルヘルス・スクエアでカウンセラーと講師をしている栗本顕です。

今回で2作目となります。

 

今回は、私のいじめと不登校経験をご紹介させていただき、そこからどうやって今の状態まで復帰できたのか、活動できるようになったのかを語らせていただこうと思います。

こちらの内容を読んでいただき、一人でも多くの方にとって希望になればと思います。

 

皆さんは、「いじめの被害」、「不登校」と聞いて、どんな想像をするでしょうか。私が今までお話しさせていただいた方からの意見では「もうこの先真っ暗」、「人生負け組」などなど。そんなふうに思ってしまう人は少なくないでしょう。

私は、その偏見を打破したく、活動を続けています。

私が活動することで、一人でも多くの方の希望になれると信じています。

 

―いじめは幼稚園児のころからー

私は幼稚園生の時から、毎朝「行きたくない!」と騒いでいました。

それは、さまざまな理由がありましたが、今思うと「さみしさ」と「恐怖」だったのだと思います。

「さみしさ」については、親から離れて、家族とは違う集団の中に入ることがさみしかったのでしょう。

「恐怖」について、こちらが一番問題です。ちょっと暴力的な子がいて、暴力があったり、つねられたり、自由帳に絵を描いていたら、別の子に勝手に描かれてしまったり、さまざまなことがありました。

今考えると、それらもいじめと考えてよかったのだと思います。

 

小学生になったら、今後は「菌」扱いされたり、無視や誹謗中傷、物を隠されたり、デマを流されたり、本当にさまざまでした。

そして、中学生になると、NHKのニュースなどにもお答えさせていただいたようないじめが起こり、不登校になりました。

その時の経験から、私は研修などの場では、「いじめの被害にあっている児童生徒にとって、学校は戦場です」とお伝えしています。

 

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―最大の味方ー

不登校から復帰した最大の理由は、「親という最大の味方」の存在です。

いじめられていた当初は、親には相談ができませんでした。

しかし、スクールカウンセラーと話をしたことで、やっと親に打ち明けることができました。

学校から帰ってきた私は、ずっと言えないでいた気持ちを、母に伝えました。

 

私:「お母さん、僕、学校に行きたくない。しばらく休みたい」

母:「なんで?」

私:「いじめられていて、つらいから」

そう話すと、母は全て理解した様子だった。

 

「勉強、勉強」と言われていた中で、その反応は意外でした。

その瞬間、肩の荷が下り、気持ちが楽になりました。

否定せず、全てをそのまま受け止めてくれたのです。

その後、父の机の上には「不登校」や「いじめ」に関する本が並ぶようになり、どの本も、文章の至る所に線が引かれボロボロになっていました。

その後、再び登校した際この「親という最大の味方」がいるとわかっていると、誹謗中傷なども怖くなくなり、とても頑丈な鎧をつけたような感覚でした。

 

あなたの周りに、「最大の味方」はいますか?

あなたは、誰かの「最大の味方」になっていますか?

ぜひ、探してみてください。

 

もし、何かキッカケが必要でしたら、ぜひ私がしたようにカウンセラーと話をしてみてください。

話をすることで、視野が広がって今までとは違った考えが浮かぶかもしれません。

カウンセラーがあなたをサポートしてくれます。

 

 

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(この項続きます)

東京メンタルヘルス・スクエアでカウンセラー・講師 栗本顕

 

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「zoomでお話パートナー」 12月のご予約枠(吃音チーム)

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2022年12月02日(金)

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「顔をみながら話したい!」のお声から生まれた

zoom で お話しパートナー(3,000円/50分)

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いじめ・不登校を乗り越えたカウンセラーよりみな様へ1

カテゴリ: 子どものメンタルヘルスへの取組み 作成日:2022年11月27日(日)

いじめ・不登校を乗り越えたカウンセラーよりみな様へ1

~「話す」ことは「放す」こと~

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カウンセラー、講師 栗本 顕

 

皆さんこんにちは、東京メンタルヘルス・スクエアでカウンセラーと講師をしている栗本顕です。

私は、中学生時代にいじめが原因で不登校になり、その際にお世話になったスクールカウンセラーさんと家族のおかげで再び学校に行けるようになりました。

その経験を生かし、私と同じように悩み、辛い思いをしている人の支えになれるように、カウンセラーになりました。

いじめ撲滅委員会で代表やいじめ不登校自殺防止コンサルタント会で事務局長もしております。


私はカウンセリングのご案内をする時や、ご挨拶をさせていただく時に必ずお伝えしている言葉があります。

それは、『「話す」ことは「放す」こと』という言葉です。私の実体験とカウンセリングの経験から、それは強く思うようになりました。

 

―辛い気持ちはあっても良いー

『今日は最悪の日だ』、『人生ってクソだな』こういった気持ちになることはありますか?
『自分は何をやってもダメだ』という気持ちになることはありますか?
『死にたい』というような気持ちになることはありますか?


こういった気持ちは、ドンドン気持ちを沈ませてしまい、暗くなってしまいます。

だからこそ、この『辛い気持ちを消したい!』と奮闘して、それでも消えないことが続いて、また奮闘して、それを繰り返していくうちにダメージが溜まってしまいます。


そこで、私は「その辛い気持ちはあっても良い」と考えています。

人生には良いこともあれば悪いこともあります。

私たちの心も同じで、良い時も悪い時もあります。

悪い時に、どうすればよいのか、どのようにその悪い状態に向き合うのか、その視点が大事なのだと思います。


『人生ってクソだな』から『人生ってクソだな、でも明日は違うかも』、『人生ってクソだな、じゃあ今日はそう思う日だからゲームしちゃおう!』となれば良いのだと思います。

 

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―相談は悩みレベル1でもー

カウンセリングをしていると、「どうしてもっと早くに相談してくれなかったのだろう」、「この時に来てくれれば…」と思うことが多くあります。
悩みは抱え込んでいると、負の連鎖を起こしてさらに大きな悩みに成長してしまいます。そのため、どんなに小さなことでも相談をしてほしいのです。


とはいっても、こう思ったことはないでしょうか?
「相談することは甘えなんじゃないか」、「自分よりも悩んでいる人がいるはず」、「自分の悩みなんてレベルが低い」
このように思ってしまうと、相談からはさらに距離が離れてしまいます。

そのため、私は実体験とカウンセリング経験から、「悩みレベル1でも相談したほしい」とよく案内しています。

自分が辛いと思ったら、それは辛いのです。

辛い時に相談することは甘えではなく、適切な対処です。

どんなに周りから大したことのない悩みだと思われても、例えそう見えても、その悩みがレベル1でも相談をスタートしてほしいのです。
カウンセラーは、悩みレベル1でも本気で向き合います。安心して相談してください。

 

 

―「話す」ことは「放す」ことー

私たちは生活していく中で、何か悩みを抱えたり、言葉にならないモヤモヤが覆いかぶさってきたりすることがあります。

一人でじっくり考えることも大切ですが、考えすぎてしまうと、それは重りとなって身動きが取れなくなります。

そうなると、考えも悪い方向にしか向かなくなります。そんな時は、「話す」ことでその重りを「手放して」ほしいのです。

カウンセラーと話して、身動きが取れるようになると、一人でじっくり考える時も、良い方向へ考えられるようになります。

言葉にならなくても、断片的に話すことで、そのモヤモヤは晴れていき、ハッキリとした言葉に変わっていきます。

なので、ぜひカウンセラーに相談をしてほしいのです。

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(この項続きます)

東京メンタルヘルス・スクエアでカウンセラー・講師 栗本顕

 

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2022.10.6(木)松原ステーブルス訪問記 ~馬にも、人にも、子どもにも優しい養老牧場~ 3

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2022年11月22日(火)

今回、ご縁をいただき、10月6日(木)に新潟県胎内市の松原ステーブルスに訪問してきました。松原ステーブルスの簡単なご紹介と、当日訪問の様子の一部をブログにてお伝えします。

 

9 うま友留学
粟島での「しおかぜ留学」の実績を踏まえ、明星さんが松原ステーブルスでの「うま友留学」を立ち上げたのは昨年、2021年です。

明星さんは、馬を教育に活かし、馬の新たな価値をつくり出す、と言っています。

「馬からは、心と体の健康を獲得できます。それは、(子どもたちが)社会にまでつながる場面を数多く経験しました。馬がくれる、この素晴らしい価値観をたくさんの子ども達に届けたいと考えております」

(松原ステーブルスHP https://matsubarastables.webnode.jp/umatomo/ より)

 

なんとInstagramでは、この7月より、うま友留学の様子をアップしています! 可愛い馬とうま友留学の様子を見ることができます。

Instagram「umatomoryuugaku」 https://www.instagram.com/umatomoryugaku/?hl=ja

 

10 質問:馬は自閉症の子と合う?!
馬について、明星さんに、日頃より気になっていたことを聞いてみました。


Q.馬の波長というか、馬は人でいうところの発達障がいや自閉症に近いところがあり、自閉症の子と波長が合うところがあると(ある大学の先生から)聞いたことがあるのですが、それってそうなんですか?
A.明星さんによると、馬にはルーティンがあり、毎日の日課というか、同じことをしていくことが大事であるそうです。そして、自閉症の子も同様に同じことの繰り返しを大事にしていて、そのあたりが馬と合います、と言ったことをお聞きしました。
関連して、馬と人にも相性があり、この馬がいいとか、この人がいいなどといったことがあるとお聞きしました。自分に合った馬、馬にあった人がいるというのは、とても素晴らしいことだとあらためて思いました。


11 牧場体験:春と秋がおすすめの松原ステーブルス
まだまだお伝えしたいこと、松原ステーブルスさんからいただいたことは沢山ありますが、私が文章でお伝えするのはこのあたりまでと思います。そして、何よりも興味をもってくださった方には、実際に松原ステーブルスさんのところへ足を運んで、馬と人とに出会っていただきたいなと思っております。


松原ステーブルスでは、現在、牧場体験を老若男女問わず、1日3,000円で実施しているそうです。私としては、この体験の濃さからすると、安売りし過ぎではと思われましたが、是非体験してみたい方は、一度連絡してみるとことをおすすめします。
牧場体験の時期について、明星さんにお聞きすると、冬と夏以外がよいとのことです。冬は雪のためですが、夏は馬たちが暑さに弱いため、暑すぎると馬たちへの負担が大きくなってしまうことがあるためだそうです。このため、体験は春か秋がおすすめです。


筆者自身は、震災翌年の2012年に、佐藤初女さんを慕い、青森の弘前まで行き、岩木山麓の佐藤初女さんの「森のイスキア」に滞在し、その大自然と心から美味しい手作り料理の数々とに至福のときを過ごしました。新潟県胎内市の松原ステーブルスも、東京から近くはありませんが、自然に恵まれ、馬にも人にも恵まれ、とてもいい時間を過ごせるところです。

 

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角田さんに先導していただき牧場を1周。

下には、馬の脚にやさしいフワフワのおがくずが敷き詰められています。

 

12 付記:ゼブラストップでお辞儀を返してくれた子どもたち
新潟駅に車で行く帰り道、横断歩道を渡る小学校低学年の子たちがいました。

ここ最近はゼブラストップといい、横断歩道では人優先で、そこでは車が止まるのが当たり前のルール。

車が止まるのは当たり前のルールですが、私がそのとき目にしたのは当たり前のことではありませんでした。

その黄色い帽子をかぶったランドセルの子たち3人くらいは、横断歩道を渡り切った後、こちらに向き直り、深々とお礼のお辞儀をしていました。そんなことまでするの?と思った次第ですが、地域柄というか地方のお人柄というか、そういったことがしのばれる光景であり、とても印象に残っています。


13 執筆後記:思いが詰まっている
私自身、このブログで一番伝えたかったのは、松原ステーブルスさんの思いです。

思いが詰まっている人や活動に出会え、そして自分自身にとって得るものが多い体験ができるということは、人生の喜びの一つであると思っています。

そして、そういったものに出会うと、人は人に伝えたくなる、そういった作用が生ずるのだと考えています。

おそらく、私に限らず松原ステーブルスさんの思いに触れ、大きなものを得て、それを伝えていこうとする人はたくさんいるのだと思います。こうして、貴重な活動は草の根で広まっていくのでしょうね、と思いました。


とはいうものの、筆者の文章力には限りがあり、伝えきれてない点が多々あり、是非、牧場体験を通して実感していただけると嬉しく思います。

 

カウンセリングセンター長 新行内

 

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2022.10.6(木)松原ステーブルス訪問記 ~馬にも、人にも、子どもにも優しい養老牧場~ 2

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2022年11月11日(金)

今回、ご縁をいただき、10月6日(木)に新潟県胎内市の松原ステーブルスに訪問してきました。松原ステーブルスの簡単なご紹介と、当日訪問の様子の一部をブログにてお伝えします。

 

5 代表 明星泰崇さん
当日、朝から夕方まで私を案内してくださったのが松原ステーブルス代表の明星泰崇(あけぼしやすたか)さんです。
青森県出身の明星さんは元々は、車の販売修理関係の仕事で東京でも2−3年働いていたそうですが、どうせ地方勤務しなければならないなら早いうちにということで、新潟の粟島(あわしま)という佐渡島の北東50キロ少々のところにある島に赴任しました。

そこで馬に出会い、粟島での小中学生の山村留学である「しおかぜ留学」に関わり、現在の松原ステーブルスへとつながっていきます。

 

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 左から、オーナー:松原正文さん、代表:明星泰崇さん、(筆者)、角田さん。厩舎にて

 

6 馬の寿命は20-25年だが、寿命を待たず99%は・・・
明星さんに聞くと、馬の寿命はおよそ20-25年、およそ3-4倍かけると人間の年齢にあたるそうです。競走馬が、華やかに現役でレースを走れるのは7-8才(人間でいう20-30代)までで、その後、松原ステーブルスのような養老牧場へ行ったり、乗馬馬になったりするそうです。

しかしながら、それはごくごく一部であり、99%は屠殺(とさつ)され肉(馬刺し*)になっていくのだそうです。

大変悲しい現実ですが、明星さんは養老牧場でプロとして馬に携わる者の責任として、屠殺の実際もしっかりと目に焼き付けた上で、現在の松原ステーブルスでの活動をされています。


おそらくこうした不都合な真実というのは、私たちの知らないところでたくさんあるのかもしれません。

ペットショップで売れ残ったペット、飼育放棄や虐待されたペット、殺処分等々、知れば知るほど悲しい現実というものがあるのだろうと思います。

さらに、私たちが食べている家畜(鶏・豚・牛ほか)はそもそもどうなの?と考えると袋小路にはまってしまいそうです。


*馬刺しのほか、加工肉、ペットフード、動物園の大型動物のエサ、皮や尾は材料になるそうです。


7 日本では養老牧場のビジネスモデルは崩壊している
99%が肉となってしまうことについて、明星さんは、「はじめから食べることを目的として育てられた家畜とは違い、馬はそれを目的とはせず、競走馬になることを目指して育てている」とおっしゃり、たしかにそうだと思いました。

調教師として馬を育ててきたオーナーの松原さんに限らず、馬に関わる多くの方は、実は心の内に大きな葛藤を抱えられているのだろうと思いました。
そのようななか、松原ステーブルスのような引退馬の養老牧場の存在価値は大きいと思われますが、明星さんいわく「現在の日本ではビジネスモデルは崩壊している、寿命を全うさせる事が目的ではないから」と言います。


8 欧米では「動物介在療法」「動物介在教育」が
明星さんは動物介在療法*、ホースセラピーの勉強会などにも参加し、そこでさまざまに勉強もされています。

そして「日本の馬への認識は20年は遅れている」ことを痛感しています。


日本では崩壊している養老牧場のビジネスモデルですが、世界に目を向けると、欧米では引退馬が「医療」「教育」「活動」の3つの分野で活かされているそうです。

医療では、医師や作業療法士が「動物介在療法」を行っており、学校では「動物介在教育」が行われているそうです。

特にドイツ・オランダ・米国が盛んであるそうです。


「アルプスの少女ハイジ」のクララではありませんが、車いすの子が歩けるようになったりすることもありますが、心身へのさまざまな効果が認められているそうです。


*動物介在療法(Animal-assisted Therapy,以下AAT):NPO動物介在教育・療法学会では、AATについて以下のように定義しています。「AATは、一般的には伴侶動物(主に犬、馬など)の力を借りて人の精神的あるいは肉体的な健康状態を向上させるために実施される補完医療の一種です。」

 (この項続きます)

 

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