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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

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東京メンタルヘルス・スクエアblog

NHK「おはよう日本」~SNSカウンセリングの役割といじめ・自殺対策~

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2019年09月08日(日)
 
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2019/8/30 NHK「おはよう日本」でSNSカウンセリングの取り組みが放送されました。 
 

 

 夏休み明けは子どもたちの自殺件数が多くなる傾向が見られるため、最近注目されているSNS相談についてNHK「おはよう日本」から取材を受けました。
もっともっと活躍してるカウンセラーが多い中、恐縮ではありましたが少しでもSNS相談の取り組みが広がったらいいなという想いで対応させていただきました。

私の考えになりますが、SNS相談は匿名性が高く、LINEという馴染の深いツールを活用することで、対面や電話のカウンセリングと比べると非常に利用しやすいサポートだと思います。
反面、関わりは文字情報だけになってしまうので、そのつながりは切れやすく、できることも制限されてしまいます。
ですから、SNS相談の位置づけは入り口として利用していただき、そこからより身近なサポートにつなげていくことがSNS相談の役割ではないかと思っています。
 

少し話は変わりますが埼玉県の越ケ谷小学校では、田畑校長先生を初め、学校の先生方がコンケアという児童生徒の気持ちの波を知るための仕組みを中心に「いじめ、不登校、自殺0」という目標を掲げて、生徒の教育・指導に楽しく、温かく、そして真剣に取り組まれています。
しかも学校の中だけではなく、校長先生を先頭にSNSで保護者にも呼びかけ、理解を得るように働きかけています。学校と地域が一丸となって子どもたちを見守り、育てていこうという意識が醸成されているように思います。

その取り組みを見て思うのは、子どものことを真剣に想う大人がどれだけ多く関われるかが大切ではないか、ということです。
子どもは成長の過程なので、いじめなど何か問題があったときに自分一人ではできることに限界があります。
悩みを一人で抱えるのではなく誰かに相談するということがとても大切になります。このとき、相談を受ける側も一人で抱えるのではなく、多くの大人が関わってそれぞれの知恵を出し合いながら連携して子どもを支えていく。そうした方が、より適切なサポートにつながるのでは、と思います。。
 
SNS相談は、まさにその場で他のカウンセラーやSVと相談しながら対応できるので、その効果を実感しています。まだ始まったばかりで課題も多いと思いますが、少しでも多くの子どもたちにサポートが届くことを願っています。
 

2019年9月8日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
カウンセラー/ファシリテーター 山本立樹

  

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フジテレビ「LiveNews iT!」で放送された「いじめに関するSNS相談」の取材内容

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2019年08月28日(水)

 2019/8/27 フジテレビ「LiveNews iT!」より、いじめに関するSNS相談のカメラ取材を受け、放映されました。

 
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 夏休みも終盤に差し掛かってきて、特に子どもたち対象のSNS相談に関する取材が増えてきています。この夏受けたTV局からの取材はこれが3つ目です。
 

取材を受けたのはフジテレビさんからでした。「LiveNews iT!」という夕方の報道情報番組です。


番組前日の26日にyoutubeで公開された「いじめにNO!」の動画に関する約3分間の報道の中でした。その動画は、夏休みが明ける子どもたちに向け、元メジャーリーガーの松井秀喜さんなど、世界的なアスリートらがコメントを寄せたもので、大きな話題を呼んでいるものだそうです。

 

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その中で当社の様子やインタビューが放映されたのは中程とラストの2回、計1分弱のものでした。
放映の様子は、下記のフジテレビさんのHPにアップされていますので、よろしければご覧ください。


https://sp.fnn.jp/posts/00423059CX/201908271854_CX_CX

 

番組の様子は、上記ページなどで見ていただければと思いますが、以下、当日の番組では放映しきれなかった部分を中心に、インタビュー内容を抜粋してお伝えします。

 

 

<かなり早くからスタートした、当社のSNS相談>

 

フジTV:いつからSNS相談をやっているのですか?

 

NPO東京メンタルヘルス・スクエア カウンセリングセンター長 新行内(以下、新行内と略):当団体が本格的に始めたのは2018年3月からです。
ですが、SNS相談、チャット相談について東京メンタルヘルスが初めて行ったのは、2016年の秋からです。通信制の高校でSlackというチャットシステムを使ってスタートしました。

 

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<SNS相談が多い理由は?>

 

フジTV:電話相談よりもSNS相談の方が多いということですが、どうしてなのでしょうか?


新行内:もちろんLINEがほぼ9割以上、中学生以上には普及しているということもあります。いまの子どもたちは、親しい人とLINE通話をすることはあっても、携帯電話や固定電話はめったに使いません。圧倒的にコミニュケーションにかける時間はSNSの方が多くなります。


そして、これだけSNS相談が多いというのは、「ながら相談」ができる、ということがひとつには大きいと思っています。電車に乗りながら「電話相談」はできませんが、電車に乗りながらSNS相談はできます。家庭のリビングでご飯食べながら電話相談はできませんが、SNS相談であればご飯を食べながらでもできてしまいます。このため、子どもたちにとってはSNSの利便性は高く、当然SNS相談も増えていっています。

 

 

<SNS相談に特徴的なこと>

 

フジTV:面接や電話相談とSNS相談との違いは何ですか?


新行内:もっとも大きな違いは、ノンバーバル(非言語)メッセージに関する情報が少ないということです。


面と向かえば、言葉を交わさなくてもその人の顔色や声色、あるいは服装や雰囲気など、その人のノンバーバルから非常に多くの情報が得られるのですが、一方、SNSではそういったノンバーバルな情報がほとんどありません。このため究極的には、SNSで言っていることが本当のことであるのか? といった裏づけが難しいことがあります。

 

このため、カウンセラーはそういったSNSの特徴を踏まえ、またSNSに合わせた相談手法も自由に駆使しながらやり取りをしていかなければ、うまく相談を進めていくことができません。

 

フジTV:となると、カウンセラーの方はやはり若い方が多くなるのですか?

 

新行内:そんなこともありません。子どもたちから見ると両親・祖父母世代にあたるカウンセラーも多くいます。そしてさらに、カウンセラーのキャリアはそれほど多くはないけれども、SNSなどITに精通した若手のカウンセラーも多くいます。

 

 

<SNSならではのイジメがある?!>

 

フジTV:SNSでのイジメだとどんなものがあるのですか?


新行内:写真をばらまかれた、グループに入れてもらえなかったといったものは、もちろんあります。
ほかに、巧妙だなというか進化しているなと思うのは、LINEのステータスメッセージというものがあるのですが、プロフィールに添える一言メッセージですが、そこを巧妙に使ったイジメというのもありました。容姿に関して、例えば「出っ歯」とか「気取ってんじゃねーよ」とか「何様のつもり」などとステータスメッセージに書いているのですが、誰のことを書いているのか名前は出しません。

そうではあっても、クラスの人など知っている人からみれば、「ああ、あの子のことを言っているのね」などとわかるような内容です。

 

しかしながら、イジメられた子が、イジメっ子に「ステータスメッセージで嫌なこと言わないで」などと指摘すると、イジメっ子は「は?何のこと? 別にお前のことじゃねーし」などと言って白々しくもごまかします。そこでそれを誰かに見てもらおうとすると、イジメっ子はもうそのステータスメッセージは消してしまっていて、ほかの内容に書き換えてしまっているので、証拠が残りません。

プロフィールのステータスメッセージは誰でもが目に見えるもの、つまり多くの人にさらされてしまうものであり、イジメ被害者にとっては大変屈辱的で許しがたい行為であります。

 

また、LINEだけではなくTwitterでもあります。Twitterは、ひとりで複数のアカウントを持つことができます。メインで使っている本アカウント(本垢)のほかに、趣味のものである趣味垢、裏の顔である裏垢、あるいは別垢など、さまざまなアカウントを持っています。
例えばTwitterでは、友達に公開している本垢では友好的なことを言っていても、裏垢の方ではひどい侮辱的なことを言ったりすることが少なからずあります。

 

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<SNSの難しさ>


フジTV:言葉だけのやりとりの難しさもありますか?


新行内:あります。ノンバーバル情報で言葉のコミュニケーションを補うことができないため、慢性的な情報不足となります。そして、行きちがい・勘違い・妄想なども加わり、ミスコミュニケーションやトラブルにまでなってしまうことが少なからずあります。
加えて、SNSでは面と向かって言わなくて済む分、直接的な怖さが低減され、普段は言えないようなことまでも言えてしまうという側面もあります。


こうした特徴は、誰にも言えないことが言いやすくなるという側面でもありますので、相談にとっては利点となります。しかし、普段のコミュニケーションにおいては、いつのまにか乱暴な言葉使いとなったり、知らぬ間に相手を大きく傷つけてしまったりすることもありますので、注意が必要です。SNS相談では、そういったトラブル、傷つき体験について話す子どもたちも多くいます。

 

 

<SNSでのイジメ被害を防ぐため、親バカと言われても>


フジTV:SNSでのイジメを防ぐため、あるいは早期に発見して対応するためにはどうしたらいいですか? ここまで聞いてくると、SNSでのイジメを防止したり発見したりすることは非常に難しいようにも思えてきたのですが。

 

新行内:はい、非常に難しいですし、子どもにとっては大変言い出しにくいことです。


SNS相談の中で話を聞いていると、イジメの二次被害といったものがあり、子どもたちが二重に傷ついてしまっていることがあります。それは、イジメられたことを先生に言っても、「あいつがそんなイジメをするわけがない」とか「それは思い過ごしだろ」などと言われたり、親に言っても真に受けてくれなかったり、理解してくれなかったりといったことです。これは子どもにとっては非常につらいことであり、こうした体験を通して子どもたちは人間不信に陥ったり、心を閉ざしていってしまったりします。


ですので、もし我が子がイジメのことを話してくれたら、事の真偽を確かめるその前に、まずは子どもが言っていることをそのまま受け取り、子どもの大事な味方になって欲しいと思います。ほかの誰が何と言おうと、せめて親だけは我が子の大きな味方になっていて欲しいと思います。たとえ親バカと言われても、我が子がイジメ被害を訴えた時には、大いに親バカであってほしいと思います。それは子どもにとっては、非常に大きな力となり、勇気も湧いてくるでしょう。

 

2019年8月28日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
カウンセリングセンター長 新行内

 

  

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NHKシブ5時 広がる中高生の「SNSカウンセリング」

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2019年07月26日(金)

 

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2019/7/25(木)、NHKテレビの「ニュース シブ5時」にて、「悩む10代を支えたい 増えるSNS相談窓口」という特集が組まれました。NHKの全国放送でしたので、ご覧になった方もいるのではないかと思われます。
当団体は、その特集の撮影に協力しました。ただし、公共放送のため、「NPO東京メンタルヘルス・スクエア」という名称は一切出ていません。番組では、「昨年3月SNSの相談を始めた東京のNPOです」と紹介されました。
特集はおよそ15分間でしたが、前半の部分で、当団体の国広多美カウンセラー/スーパーバイザーが、当団体のSNS相談室内にてインタビューにこたえました。
 

この特集には若くて将来有望と思われる20代半ばのNHKディレクターの方が、熱心に制作に取り組んでおられました。
「まだあまり知られていないSNS相談を多くの方に知ってもらいたい」そんな思いで、そのディレクターさんは関わっておられました。

私自身は、昨夏はNHKの「首都圏ネットワーク」という番組にて「SNS相談」の取材にこたえさせていただきましたが、今回はその若くて熱心なディレクターさんと共に、裏方に徹して、カウンセラーやスーパーバイザーの調整など行い、番組づくりに協力させていただきました。

 

裏話を少しだけお伝えしますと、特集の中では5ー6分の放映でしたが、実際の撮影は、打ち合わせから始まり、トータルでいうと、20ー30時間を費やしました。今回放映されたのはスーパーバイザーひとりでしたが、実際にはほかに2名のカウンセラーとスーパーバイザーがインタビューに答えました。


こういったTVものは往々にしてそうですが、取材された中で実際に放映されたのはごく一部です。裏を返すと、それだけのエッセンスが放映された中には散りばめられていたといってもいいでしょう。

そのエッセンスとも言ってもいい放映内容から、以下、重要と思われた部分をいくつか拾ってみました。

 

1.「死にたいとかネガティブなことは、友達に嫌われると思って言えない」(虐待を受けた女子中高生)
とてもリアルな言葉でした。被虐待児の心理の一端が凝縮された言葉だと感じます。

そして、こういったとてもセンシティブな内容をも含め、多くの子どもたちにとって最も相談しやすい方法の一つがSNS相談といってもよいでしょう。

 

2.「顔の表情も声の調子もわからない心の内を探る」
ナレーターの説明からですが、SNS相談のポイントをうまく捉えた言葉でした。このポイントは何度か出てきて、「名前もわからない、顔も声もわからない、文字だけ」とも言っていました。
私自身もNHKのディレクターさんとのやり取りの中で、熱心な質問を何度も受けましたが、そんな中でもこのポイントが話題となりました。

 

3.「自分の悩みを人に話すことが苦手な生徒が増えている」(国広多美カウンセラー/スーパーバイザー)
当団体のカウンセラーであり、スーパーバイザーの国広多美がインタビューにこたえて話した言葉です。スクールカウンセラーを18年間やってきてのまさに実感です。私自身も同じことを日々感じています。

 

4.「短い文章から相手の感情や精神状態を探る」、そして「文字数や送信する間隔を相手に合わせ、少しずつ距離を縮めていくのです」
ナレーターの説明からですが、こちらもSNS相談のポイントをうまく捉えた言葉でした。相手と息づかいを合わせていく、そうして信頼関係を育んでいき、大事な大事な心の声を共有していきます。

 

5.「SNS世代が増える中、新たなカウンセリングをめぐる模索が続いています」
同じくナレーターの説明からですが、まさに今がその通りです。

 

SNS相談が子どもたち向けにはじめて行われたのは2017年の夏、長野県からでした。それからまだ2年しか経っていません。私自身はその前の2016年秋から、とある通信制高校のスクールカウンセラーとして、チャットで相談を始めました。それとても3年が経過したに過ぎません。
人間で2〜3歳といえば、よちよち歩きが上手になって、やっと自分で自分の行きたいところに歩き出していくことができる位の頃でしょうか。


このため、いまのSNS相談をもってして「これこそがSNS相談だ!」と言える状態まで達しているとはまだ思えません。おそらくこの先もSNS相談に関する試行錯誤は続いていくと思われます。そして、5年後10年後には今の面影を残しつつも、大きく成長したSNS相談の姿が見られるのではないかと考えています。
そのために、SNS相談のリードオフマンとして、当団体が果たしていくべき役割と責任は非常に大きなものがあると感じ、それだけでも身が引き締まる思いです。

 

2019年7月26日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
カウンセリングセンター長 新行内

 

  

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日本初 自殺者が最も多い「深夜・早朝」時間帯にSNS相談受付

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2019年03月20日(水)

 

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私たち東京メンタルヘルス・スクエアでは、昨年から取り組んでいるSNSカウンセリングを、2019年3月の自殺対策強化月間は対応カウンセラーの人数を4倍に拡充して活動しています。
 

2018年3月実施時には1ヶ月間で述べ2,500件あまりの相談が寄せられ、SNS相談へのニーズの高さを痛感しました。

「言葉を口に出さずに相談できること」を利点とする相談者も多く、「声にする」ことや「人前に出る」ことをためらっていた方々の相談に対応する手段としてSNS相談の有効性を実感しています。

 

【日本初、自殺者が最も多い、深夜・早朝時間帯のSNS相談実施】

最も自殺が多い時間帯(*2)は深夜から早朝の時間帯です。この時間に対応するため、本年2019年3月の自殺対策強化月間中のSNS相談では、毎週土曜夜から日曜朝にかけての、深夜・早朝の相談にも対応する体制を整えました。SNS相談での深夜から早朝の自殺対策での相談対応は、日本ではじめて試みとなります。(2019年3月現在、本法人調べによる)

 

人に言えない・口にできない悩みや「死にたい」くらい苦しい気持ちを、チャットで相談いただけます。相談にはSNS専門スキルを修得したカウンセラーが対応いたします。

 

 

【国内最多のSNS相談方法を採用 ~LINE、Twitter、Facebook、ウェブチャット~】

ひとりでも多くの「死にたい」という相談にお応えしていくために、LINEのほか、Twitter、Facebook、ウェブチャットと多種のSNS相談を実施しています。これだけ多くのSNSからの相談に対応しているのは、国内ではほかにありません。(2019年3月現在、本法人調べによる)

 

SNSの種類により相談者の属性や相談の傾向に違いがあります。多種SNSからの相談を受け付けられるようにすることで、多くの「死にたい」という相談にお応えしていきます。私たちはこのSNS相談を通じて当団体の理念である「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会を作る」ことをさらに進めて行きます。

 

 

【SNS相談】こころのほっとチャット ~つながる、よりそう、やわらぐ~

<LINE>     @kokorohotchat https://line.me/R/ti/p/@tch1397q

<Twitter>    @kokorohotchat https://twitter.com/kokorohotchat

<Facebook>   @kokorohotchat https://www.facebook.com/kokorohotchat

<ウェブチャット> https://www.npo-tms.or.jp/public/kokoro_hotchat/

【相談時間】平成31年3月1日~平成31年3月31日

平日 10時~16時 17時~21時 / 土曜 13時~日曜日19時 / 祝日 15時~19時

【相談時間と回数】

1回50分/1日1回まで利用可能

*1)自殺対策強化月間(2018年3月)SNS相談事業の実施結果(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12001000-Shakaiengokyoku-Shakai-Soumuka/0000204756.pdf

*2)「死亡曜日・時間別にみた自殺」厚生労働省『自殺死亡統計』

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/4.html

 

2019年3月20日
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア
カウンセリングセンター長 新行内

 

  

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SNS相談(チャットカウンセリング)の1年

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2019年02月12日(火)

 

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この1年の東京メンタルヘルス・スクエアでのSNS相談を振り返ると、さまざまなことがありました。
 
 

【2018年3月:大規模なSNS相談のはじまり】


厚労省の自殺防止対策として、SNS相談を実施することが決まったのは、今から1年前の2018年1月でした。

そこから準備を急ピッチで進めていき、1日10人体制でのSNS相談を実施したのは、その2ヶ月後、3月の自殺対策強化月間でした。


1日カウンセラー10人体制のシフトを組むため、そのおよそ10倍程度のカウンセラーが力を尽くしました。これだけの大規模実施は初めてでしたが、姉妹団体の東京メンタルヘルス株式会社からの多大な協力もありました。

 

3月のSNS相談は1日あたり約50件、1ヶ月間で約1,500件の「死にたい」をはじめとしたさまざまな内容の相談がありました。

 

SNS相談は初めてというカウンセラーもこの時点では多かったため、カウンセラーのトレーニングにもさらに力を注ぎ、指導者であるスーパーバイザーも強力にバックアップしました。

 

(2018年3月のSNS相談結果概要)
自殺対策強化月間における SNS相談の実施結果の分析:厚労省
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/18/dl/2-4.pdf

 

 

【2018年4月以降、全国各地よりSNS相談の依頼が殺到】


3月の厚労省のSNS相談の実績が、以降の活動の礎となりました。
2018年4月以降、これまで、以下のSNS相談を実施しています。


★SNSほっとらいん
★東北の自治体の教育委員会:小中高校生を対象としたSNS相談
★北日本の自治体の教育委員会:高校生を対象としたSNS相談
★中国地方の自治体:自殺対策としてのSNS相談
★関西の自治体の教育委員会:中学生を対象としたSNS相談
★こころのほっとチャット(SNSチャット相談):厚生労働省 2018年度下半期 自殺対策SNS相談事業

 

このように多くのSNS相談を実施していますが、現在SNS相談に関わっているカウンセラーは、姉妹団体の東京メンタルヘルと合わせて総勢約100名を擁しています。

 

 

【厚生労働省:SNS相談事業ガイドライン案作成に参画】


また、こういった実績のもと、厚生労働省より、「SNS相談事業ガイドライン案」作成のための作業部会の委員として声をかけていただき、当団体より理事が参画しました。

この作業部会の成果は今年度中には厚生労働省より発表される予定です。

 

 

【マスコミ報道、自治体関係者からの視察】


SNS相談の黎明といってよいかと思いますが、マスコミ各社もこの新しい動向に注目し、多方面からの取材がありました。
・BLOGOS
・毎日新聞
・J−CASTニュース
・NHK首都圏ネットワーク
・日本テレビ「News every」
・日本テレビ「news zero」
・福島テレビ


以上のほか、多数のマスコミからの報道や取材を受けました。


また、今後SNS相談を始めたいという自治体関係者や政治家などからの視察もありました。

これだけSNS相談の依頼が多く、注目を集めているということは、SNS相談とはいま時代が最も必要としている相談手段であるのかもしれません。


顔を合わせず、声も出さずに、文字だけで気軽に相談できるのがSNS相談です。
このような相談に対する意見は、賛否が分かれることもあるかと思われます。
それはともかく、SNSに相談を求める方がいる以上、私たちカウンセラーはその声をしっかりと大事にキャッチし、真摯に相談にこたえていこうと考えています。

 
カウンセリングセンター長 新行内
 
 
 

  

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生徒の悩みをキャッチ ~いじめや不登校を察知~

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年09月27日(木)

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 こちらをクリックすると全文が表示されます

 

生徒の悩みをキャッチ ~いじめや不登校を察知~

昨年からスクールコンケアを試験導入して下さっている越谷市立平方中学校(導入時のお話しはこちらを参照ください)のいじめ・不登校対策への取組を、埼玉県東部地区の有力地方紙『東武よみうり新聞』の一面に取りあげていただきました。

同校は昨年(2017年)6月から1年生3クラスで試験導入していましたが、この春から全校生徒に対象を拡大し取組んでくださっています。

スクールコンケアは私たちNPO法人東京メンタルヘルス・スクエア、関連会社の東京メンタルヘルス株式会社、そして開発企業の株式会社コンケアの3社が共同で進めている『いじめ・自殺・不登校を学校からなくそう』とする取り組みです。


生徒たちは「毎朝の自習時間」と授業後の「帰りの会」の1日2回ずつ、その時の「気持ち」をタブレット上の「虹」から「雷」までの6種類の中から選びタッチ。

クラウドシステムの中に蓄積された個々の生徒の気持ちをコンケアが分析して、悩みを抱えて声掛けをしたほうが良い生徒についてのアドバイスが教員や養護教諭に届けます。

連絡を受け取った先生方は、ご自身の日ごろの観察とコンケアからの連絡の両情報を参考に、生徒への適切なタイミングに声をかけ対話をすることで生徒たちの心、気持ちに適した対応を進めています。

 

 

全国に先駆けて最初に導入を決めてくださった大西校長先生は「教師のプロの目と、ICTの客観データの活用で生徒のこころの動きが把握できる」と評価し、最先端で最もコンケアに深く携わってくださっている2年の学年主任の倉持先生は「『天気』の変化が激しい時は、先生にかまって欲しいというサイン。友人関係や家庭環境などの変化に教師が気付くチャンス」とお話ししてくださっています。(東武よみうり新聞より)


また今年からはスクールコンケアの分析情報を元に東京メンタルヘルスのカウンセラーが同行に訪問。各学年の先生が気をかけている生徒の日常の様子とコンケアの結果を合わせて、対策について協議しています。


平方中学校で採用されたことがきっかけで、現在関東を中心に5校でスクールコンケアによる「いじめ・不登校」対策が進んでおり、そのほか数多くの問合せをいただいています。

 

 

私達東京メンタルヘルス・スクエアではすべての学校から「いじめ・自殺・不登校をゼロにしたい」と想い、スクールコンケアを中心にした活動を継続しています。

多くの学校と一緒に取組み、笑顔であふれる学校づくりの力になりたいと願っています。

 

「いじめ・自殺・不登校プロジェクト」「スクールコンケア」に興味を持ってくださった方は下記あてにご連絡ください。

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東京メンタルヘルス・スクエア

企画・広報局 みずぬま

 

 

 

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子どもを自殺から守りたい ~SNSカウンセリング~

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年09月03日(月)

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【子どもの自殺率】

我が国の子どもの自殺率、その重い現実は、ご存知の方も少なからずいるところでしょう。

「15ー34歳の若い世代で、死因第1位が自殺であるのは、先進国(G7)の中で日本のみ」(厚労省)

この重い現実を打開するために、私たち東京メンタルヘルス・スクエアにできることはなにか?

 

 

【自殺を防ぐためには】

自殺を防ぐために一番大切なことはなにか?


防ぐためには、なにはともあれ、子どもたちのSOSの声をキャッチしなくては、まずはじまりません。

けれども、ここで、「SOSの声をあげることは、想像以上に難しい」ことを、私たちは忘れないようにしなければなりません。

 

「テストで100点をとったよ!」
「運動会で2位に入ったよ」
「◯◯さんと友だちになったよ」
といったことなら、多くの方が、胸を張って言いやすいことでしょう。

 

しかし、

「なぜかわからないけど、男の子にいじめられてるの」
「学校に、行きたくない」
「ときどき、ボクなんて死んでしまった方がいいと思う」


といったことは、そう思った子どもが10人いたとして、その切実なる声を口にして、伝えられる子はいったい何人いるのでしょうか?

おそらく、思ったことをそのままストレートに、すぐに誰かに言える子は、かなり少ないことでしょう。

 

 

【3つの解決策】

であれば、どうしたらいいか?


ここで、考えられる解決策は3つあります。

 

①子どもたちがSOSの声を出せるように教育していくこと
②周りの人々が、子どもたちの声になっていないSOSサインを見つけることができるようにすること
③子どもたちがSOSの声をあげやすい相談方法を作ること

 

①は、文科省が「SOSの出し方教育」ということで、いま普及を始めています。


②は、これまでの自殺予防対策の柱である、ゲートキーパー研修などで広めてきています。

そして、これまで、意外にも十分ではなかったのが、③のSOSの声をあげやすい相談方法でした。
現在、スクールカウンセラーは多くの小中学校にいます。ただし、週に1ー2回しか学校にいないし、相談室に行くのはとても勇気が必要です。また、夏休みは学校もなければ、スクールカウンセラーにも相談できません。


「24時間子供SOSダイヤル」(0120ー0ー78310)はあります。ただし、いま子どもたちは電話をほとんど使いません。

では、いったい子どもたちにとって、もっとも弱音や本音を言いやすい相談方法はなんでしょうか?

 

 

【SNS相談(チャット相談)をスタート】

それは、最近、普及が始まったばかりですが、SNS相談でしょう。

SNS相談にはいくつかの方法があります。なかでも一番利便性が高いのは、LINEを使った相談です。


いま、スマホを持っている中高生は多く、スマホを持っている子どもたちはほぼLINEを使っているためです。

LINE相談の相談しやすさはというと、子どもたちが一番慣れているコミュニケーション手段ということに加え、声を出さずに相談できるという利点があります。


極端にいうと、家の中で家族とテレビを見ながらでも、スマホ片手に相談できてしまうのです。電話だと、声を出さなくてはなりませんので、そうはいきません、場所を選びます。


いつでも、どこからでも、スマホひとつあれば相談できるのです。

このため、私たち東メンタルヘルス・スクエアでは、この3月からLINEでの相談をスタートしました。


案の定、子どもたち、若年層の利用がほかの年代と比べて有意に高くあります。

 

東京メンタルヘルス・スクエアでは、LINEでの相談を継続していきます。さらに、カウンセラーのスキルも、これまで以上に磨き続けていきます。


そして、子どもたちが「死にたい」の声を心おきなく言える場として、私たちスクエアカウンセラーは、末長く活動を続けていきたいと考えています。

 

 

【安心して語り合える場所】

 

「先生、死にたいと思ったことある?」


<あるよ、あんまりないけど>


「あるの?」


<人に裏切られたとき、人間関係で辛い思いをしたとき>


「そうなんだ。なんでみんな『死にたい』って思わないんだろうね?」


<あるだろ、『死にたい』って思うことくらい、一度や二度や三度や>

 

こんなことが、安心して言える場があるといいですね。

言いたくても言えないこと、言ってもわかってもらえないこと、そんなことがあって、その思いを心の中に閉じ込めておくことは、とても辛いものです。

 

私たち、東京メンタルヘルス・スクエアは、そんな思いを自由に言える場を作ることを、大切なミッションとしています。

 

2018年、子どもたちが、いま一番言いやすい方法は? と考え、SNS相談(LINEによる相談)をスタートしました。

子どもたちの『死にたい』の声を聞き、『死にたい』思いを受け止め、『死にたい』を行動化しないようにしていくこと、そんな場であり続けたいと願っています。

 

NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエア 常務理事

SNSカウンセリング リーダー

新行内 勝善

 

 

 

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『KIZU -傷-』 ~Sharp objects~

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年08月20日(月)

Sharp objects

『KIZU -傷-』

スターチャンネルにて10/15(⽉)より毎週⽉曜よる11:00他、独占日本初放送スタート

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この7月にアメリカHBOで放送が始まったドラマ、Sharp objects。

 

南部特有の閉鎖的な文化と過干渉の母親の元で育った影響で幼少期から心に深い傷を負い、アルコールに救いを求め世間から距離をおいた生活を送る新聞記者カミル・プリーカー(エイミー・アダムス)の物語。
カミルは精神科の病院から退院し職場復帰してすぐ、故郷の小さな町で起きた残忍な連続少女殺人事件の取材を任されます。渋々田舎に帰り、事件を追っていくうちに自らの忌まわしい過去や母との確執のトラウマがよみがえり、葛藤しながら事件の真相を追っていくー。

 

このシリアスなドラマの最後には、世界中のトラウマを始め、悩みに苦しんでいる方たちのために、Resorces(相談の場所)が紹介されており、その日本の相談場所として、私たち東京メンタルヘルス・スクエアの「こころのほっとライン」と「お話しパートナー」が掲載されました。

 

https://www.hbo.com/sharp-objects/resources

 

 

アメリカで放送が始まった直後の7月中旬、電話でSharp objectsのエンドロールで紹介したいという連絡をいただきました。

 

世界中で放映予定の人気ドラマに掲載されることを光栄に思う気持ちと、世界中で放送されるトラウマを中心とするドラマの相談先が自分たちでよいのだろうか?という考えで内部でも意見が分かれました。

 

でも最後には「ドラマを見た悩みを抱える人の気持ちが少しでも楽になるきっかけとなるのであれば、自分たちでできることは精一杯やりたい」という気持ちでまとまり、掲載していただくことにしました。

 

 

8月20日現在、アメリカでは全8回のうち5回が終了し、映画やドラマを評価するIMDbで8.3point(注1)と非常に高い評価を維持しています。

そして遂にこのドラマ、Sharp objectsの日本放送が決定したそうです。

邦題は『KIZU -傷-』

10月15日(月)23:00からスターチャンネルでの放送です。

 

インナーチャイルド、トラウマと接することが多いカウンセラーには必見のドラマです。

 

 

このようなご紹介から、少しでも心に苦しさをお持ちの方が私たちの無料相談、低価格相談を利用し、こころのつかえが軽くなってくださることを願っています。

 

 

(注1)IMDb   The Ineternet Movie Database
世界中の映画やドラマ等のデータベースで10点満点で作品を評価。
歴史に残る名作は8.5ポイント以上(羊たちの沈黙が8.6ポイント、千と千尋の神隠しが8.5ポイント)と言われており、8.3ポイントはとても高い評価です。

 

※最終話終了時点で8.3ポイント。非常に高い評価を最後まで継続しました。

 

東京メンタルヘルス・スクエア 企画・広報局 みずぬま

 

 

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SNSで、こころを繋ぐ。

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年06月08日(金)

辛すぎて、声にできないとき。
誰にも聞かれたくなくて、声に出せないとき。
話す気力もないくらい、こころのエネルギーがなくなっているとき。
人に会うのが億劫なとき。

そんなとき、私たちのSNSほっとラインを思い出して欲しくて、動画を作りました。

ひとりぼっちだなと思った時、どうか思い出してください。
あなたがどんな人で、どんな状況にあるのか、私たちからは見えないけれど。

私とあなたは、文字の力で、つながることができます。

SNSほっとライン 担当カウンセラー 一同

チャットカウンセリング「SNSほっとライン」はじめました

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年04月20日(金)
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NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、2018年4月18日より「SNSほっとライン」を開始します。

私たちは2018年3月1日から3月31日までの期間限定で、厚生労働省の支援を受けて自殺予防のための無料SNSカウンセリング(SNS相談)を実施しました。

この中で、SNS相談には電話や面談とは違うメリットがあることが分かりました。
家族や友人に気づかれずに相談することができる。口を開くのが億劫なほど辛いときでも話ができる。何よりスマホから気軽に相談できる。これらのメリットのおかげで、今までカウンセリングを受けていらっしゃらなかった多くの方と繋がることができました。

SNSカウンセリングの有用性を実感した実績と、多くの利用者さんから頂いた「SNS相談を続けて欲しい」とのご意見をもとに「SNSほっとライン」を立ち上げることに致しました。

実施した経験から、課題も見つかりました。
SNSでの25分は予想以上に短く、十分にお話して頂くことができない、相談を申し込んでもなかなかカウンセラーに繋がらない‥‥。 これらの課題についても改善方法を考えながら、SNS相談を行う予定です。

私たちが今まで取り組んできた無料電話相談「こころのほっとライン(無料電話相談)」や低価格の対面カウンセリング「お話しパートナー」と併せて、より多くの人にカウンセリングを活用していただけるよう努力していきたいと考えています。