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子どもを自殺から守りたい ~SNSカウンセリング~ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

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東京メンタルヘルス・スクエアblog

子どもを自殺から守りたい ~SNSカウンセリング~

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2018年09月03日(月)

smart phone girl 2

 

【子どもの自殺率】

我が国の子どもの自殺率、その重い現実は、ご存知の方も少なからずいるところでしょう。

「15ー34歳の若い世代で、死因第1位が自殺であるのは、先進国(G7)の中で日本のみ」(厚労省)

この重い現実を打開するために、私たち東京メンタルヘルス・スクエアにできることはなにか?

 

 

【自殺を防ぐためには】

自殺を防ぐために一番大切なことはなにか?


防ぐためには、なにはともあれ、子どもたちのSOSの声をキャッチしなくては、まずはじまりません。

けれども、ここで、「SOSの声をあげることは、想像以上に難しい」ことを、私たちは忘れないようにしなければなりません。

 

「テストで100点をとったよ!」
「運動会で2位に入ったよ」
「◯◯さんと友だちになったよ」
といったことなら、多くの方が、胸を張って言いやすいことでしょう。

 

しかし、

「なぜかわからないけど、男の子にいじめられてるの」
「学校に、行きたくない」
「ときどき、ボクなんて死んでしまった方がいいと思う」


といったことは、そう思った子どもが10人いたとして、その切実なる声を口にして、伝えられる子はいったい何人いるのでしょうか?

おそらく、思ったことをそのままストレートに、すぐに誰かに言える子は、かなり少ないことでしょう。

 

 

【3つの解決策】

であれば、どうしたらいいか?


ここで、考えられる解決策は3つあります。

 

①子どもたちがSOSの声を出せるように教育していくこと
②周りの人々が、子どもたちの声になっていないSOSサインを見つけることができるようにすること
③子どもたちがSOSの声をあげやすい相談方法を作ること

 

①は、文科省が「SOSの出し方教育」ということで、いま普及を始めています。


②は、これまでの自殺予防対策の柱である、ゲートキーパー研修などで広めてきています。

そして、これまで、意外にも十分ではなかったのが、③のSOSの声をあげやすい相談方法でした。
現在、スクールカウンセラーは多くの小中学校にいます。ただし、週に1ー2回しか学校にいないし、相談室に行くのはとても勇気が必要です。また、夏休みは学校もなければ、スクールカウンセラーにも相談できません。


「24時間子供SOSダイヤル」(0120ー0ー78310)はあります。ただし、いま子どもたちは電話をほとんど使いません。

では、いったい子どもたちにとって、もっとも弱音や本音を言いやすい相談方法はなんでしょうか?

 

 

【SNS相談(チャット相談)をスタート】

それは、最近、普及が始まったばかりですが、SNS相談でしょう。

SNS相談にはいくつかの方法があります。なかでも一番利便性が高いのは、LINEを使った相談です。


いま、スマホを持っている中高生は多く、スマホを持っている子どもたちはほぼLINEを使っているためです。

LINE相談の相談しやすさはというと、子どもたちが一番慣れているコミュニケーション手段ということに加え、声を出さずに相談できるという利点があります。


極端にいうと、家の中で家族とテレビを見ながらでも、スマホ片手に相談できてしまうのです。電話だと、声を出さなくてはなりませんので、そうはいきません、場所を選びます。


いつでも、どこからでも、スマホひとつあれば相談できるのです。

このため、私たち東メンタルヘルス・スクエアでは、この3月からLINEでの相談をスタートしました。


案の定、子どもたち、若年層の利用がほかの年代と比べて有意に高くあります。

 

東京メンタルヘルス・スクエアでは、LINEでの相談を継続していきます。さらに、カウンセラーのスキルも、これまで以上に磨き続けていきます。


そして、子どもたちが「死にたい」の声を心おきなく言える場として、私たちスクエアカウンセラーは、末長く活動を続けていきたいと考えています。

 

 

【安心して語り合える場所】

 

「先生、死にたいと思ったことある?」


<あるよ、あんまりないけど>


「あるの?」


<人に裏切られたとき、人間関係で辛い思いをしたとき>


「そうなんだ。なんでみんな『死にたい』って思わないんだろうね?」


<あるだろ、『死にたい』って思うことくらい、一度や二度や三度や>

 

こんなことが、安心して言える場があるといいですね。

言いたくても言えないこと、言ってもわかってもらえないこと、そんなことがあって、その思いを心の中に閉じ込めておくことは、とても辛いものです。

 

私たち、東京メンタルヘルス・スクエアは、そんな思いを自由に言える場を作ることを、大切なミッションとしています。

 

2018年、子どもたちが、いま一番言いやすい方法は? と考え、SNS相談(LINEによる相談)をスタートしました。

子どもたちの『死にたい』の声を聞き、『死にたい』思いを受け止め、『死にたい』を行動化しないようにしていくこと、そんな場であり続けたいと願っています。

 

NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエア 常務理事

SNSカウンセリング リーダー

新行内 勝善

 

 

 

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