~「7つの感情-知るだけでラクになる」~

~「7つの感情-知るだけでラクになる」~
2025年9月22日(月) 玉井先生のセミナーより
私たちが日々の暮らしの中で感じる様々な「感情」。
その感情に振り回されるような思いをしたことはありませんか。
例えば、一般的に怒りや悲しみなどは「マイナスの感情」とされていますが、
その辛く苦しいと感じる気持ちをラクにする方法があるのです。
「えっ?どうしたら良いの?」
そう思った方にぜひご紹介させていただければと思います。
そこで今回は、メンタルヘルスの専門家である玉井仁先生に今回はご自身の著書より
「7つの感情-知るだけでラクになる」を題材にお話しをお伺いしました。
まず、「7つの感情」とはどのような感情だと思いますか。
それは「不安」「怒り」「恐怖」「悲しみ」「抑うつ」「寂しさ」「罪悪感」を指します。
そして、それぞれの感情には本来の働きがあり、行動を促すエネルギーになっているのです。
例えば、資格試験があるのに「不安」を感じないから全く勉強をしないまま本番を迎えてしまう。
あるいは、お金が必要なのに現在も将来的にも「不安」を感じないから働かない。
どちらも困りますよね。
つまり「不安」という感情があるから準備をして未来の予測も立てられると先生はおっしゃいます。
これは「マイナス」ではなく「不安のプラス面」と言えるそうです。
他の感情についてもいくつか挙げて下さったのでまとめてみました。
・「怒り」→大切な人やものを守るために必要な感情
・「罪悪感」→自身を振り返り内省する力
・「抑うつ」→これ以上走り続けると危ないため一度止まり休息を取ることに気づく時
そして、これは全てこの後、次に取る行動に繋がってゆくのです。
どの感情も決して「不要」ではなくて「必要なもの」だということがよくわかりますね。
そう捉えるとだんだんと気持ちがラクになるのではないでしょうか。
「7つの感情との付き合い方として、感情をなくしたり抑えすぎたりするのではなくてうまく付き合うことが最も大切」
とおっしゃる先生の言葉が特に印象的でした。
私も自分の感情を受け止めながら上手にバランスを取っていきたいと思います。
玉井先生、大変貴重なお話しをありがとうございました。
事務局 Yoshiko T.
















