こんな感じで電話の練習をしています
こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。
ここ 「 こころのほっとライン 」 では、電話の練習もお引き受けしています。
いろいろなパターンをやりますよ☆
・基本的な電話の取次ぎ場面
・席外し
・伝言
・先方から質問される などなど …
繰り返し、繰り返し、フェイントや「想定外」も入れたりして実施しています。
25分間、一点集中で同じパータンを8回9回エクササイズすることもあれば、
「おまかせ」状態で、こちらがいろいろな先方のシチュエーションを作ってアットランダムに応答していく形もあります。
1回1回フィードバックして確認したりする時もあれば、
そこから話が逸れて 「 愚痴吐きタイム 」 になる時もあります。
こちらは社会人になって相当経っている(泣)担当者ばかりなので、
就活準備のみなさんが用意しているシチュエーションのシナリオを軽く超える、実際のさまざまな場面設定でフェイントをかけていきますので、
「上手くいった♪」 な次の1本では 「ダ==!そう来るか!? 」 と動揺してつまる☆
ですが、だんだんフェイント慣れもしていく中で、なにかの”囚われ” みたいなものから みなさん解放されていくんですね。
本番は基本の流れになるとは限らないので、このフェイント慣れが大切だったりするのです。
詰まらない ことが大切なのではなくて、
詰まった時に動揺しすぎない 方がはるかに大きな力になる!
「 それができてりゃ苦労はしないんだよっ!」
… そんな皆さんの声が聞こえてきそうです。
できれば電話も、話すことも、回避したい。 1回でも避けることができれば、ほっとする。
だけど … 今は避けられない!
それならば、と、少しでも動揺が小さくなるように、
繰り返し、繰り返し、チャレンジする日、ひたすら口を慣らしていく日 … 緩急つけて練習していらっしゃいます。
時には、気にしちゃう気持ちそのものにフォーカスして
お話をお聴きする日もあったり。。
上手くいく日、調子が悪い日、いろいろあって、それらを越えて、いちいち気にしなくなるまで、とことんお付き合いをしています。
慣れって本当に大切なんだなぁ。。。と、しみじみ思います。
単純に、今まで練習できるような機会が本当になかっただけなんだな、と思う方も多いです。
はじめはガタガタでも、1本、1本、それぞれのペースでだんだんナチュラルになっていく …
そのプロセスのお伴をしていると、皆さんの潜在的な力を感じずにはいられません。
こんな風にやって欲しい。 というリクエストを戴き、それに沿ってやることができます。
実際の社名等も戴き、具体的にエクササイズもできます。(守秘義務がありますので、どうぞご安心ください。)
最初に 「 電話の練習をしたい 」 とどうぞおっしゃってくださいね。
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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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日本発! Twitterカウンセリングも開始しました
NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、3月の自殺対策強化月間に合わせて、3月1日から3月31日までSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った無料のカウンセリングを行っています。
多くの皆様から、一人で悩んでいること、抱えているお気持ちを聴かせて頂いています。
「相談をしたいけどLineを使っていない」とのご意見にお応えし、3月19日からTwitterのダイレクトメッセージを使ったカウンセリングも開始しました。
Twitterを使ったカウンセリングは日本初の試みです!(当団体調べ)
Lineからのご相談はもちろん、Twitterからのご相談もお待ちしています。Twitterで相談するには、SNSカウンセリングセンターのアカウント(@SNS_Counseling)をフォロー後、ダイレクトメッセージでお声がけください。
LINEの友だち追加、Twitterのフォローはこちらから
※ご相談前にSNS相談の利用規約をご確認ください
SNSカウンセリングの詳細はこちらをご覧下さい。
SNSカウンセリングを行なっています
3/1~3/31の期間、私たちスクエア・カウンセラーが交代でSNSカウンセリングを行っています。
顔は見えないものの、文字メッセージから沢山の気持ちを受け取っています。
東京メンタルヘルス・スクエア(池袋)にて、夜間
SNS相談(LINE)に対応しているカウンセラーとスーパーバイザー
SNSカウンセリングでは、どんなことをお話いただいても大丈夫です。
悲しい気持ち、苦しい気持ち、周りの人に言えない話。
わざわざ相談するほどの悩みではないかもしれないけれど聞いて欲しいこと。
こんなことを話したら迷惑かな、重いかな、と話すのをためらってしまうこと。
あなたの大切なお話を聞かせてください。
ご都合のいい時間・場所で、話しやすいペースでお話してください。
ここにいる全てのカウンセラーは、皆さんと繋がり、話を聴かせてもらうことを、心から嬉しく思っています。
もちろん話して頂いた内容は当団体から外に漏れることはありません。
安心してお話しください。
SNS相談に対応中のカウンセラー
そして、そんな私たちの思いが通じたのか、メッセージが集中し、お待ちいただくことも増えています。
順番になりましたらメッセージをお送りします。お時間のご都合が合えば、お話を聞かせてください。
また混雑状況によっては相談終了時間22:50までに対応できない場合があります。その場合も早めにSNSでメッセージをお送りします。申し訳ありませんが、日を改めてご相談ください。
プレスリリースを発表しました。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/NPO.TokyoMentalHealth/posts/1620988307983764
SNSカウンセリング(Line)は以下のリンクからご利用ください。
https://www.tsunasou.jp/entrance/tokyomentalhealthsnscounselingcenter
スクエア・カウンセラー 一同
ココロのバトンタッチ
こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。
相変わらず吃音心得スタッフの待機できる日が少ない中、毎度毎度、「ああ、やっとここに座れた! 」 と想い、
吃音をお持ちの方々からのコールをお待ちしています。
待機中、対象外の方からのコールも頻繁に入るのですが、
先日、とある 「 常連さん 」 から、いつものようにコールが入り
「 ごめんなさい、ただいま吃音をお持ちの方のみ受付の時間帯になっておりまして。。。」とお伝えしますと、
「 そうかそうか。それじゃ邪魔しちゃいかんの。今日は我慢するわ。 」
のお声に引き続き …
「 吃音の人は逆にいつも我慢してるんだろうな。今日は我慢している人達がいっぱいしゃべれるといいな。」
そうおっしゃってくださったのをお聞きして、思わず泣きそうになりました。
いつもはご自身のお悩みや苦しみをたっくさん吐き出される方。。。
こうして他の方、それも見知らぬ方々に向けて、シンプルなんだけど、温かい想いを馳せて下さったそのお気持ちが、本当に、本当に、本当に、嬉しかったのです。
月に2・3回だけの<吃音専用>の時間帯(=あの待機表示の緑色の帯にダラダラと文章が入っている時間帯)には、
平均して10件以上の対象外の方からのコールが入ってきます。
いつもその皆様に等しく 「 ごめんなさい 」 をさせて戴いているのですが、
どなた様もご快諾くださり、次の機会までお待ちくださいます。
みなさまのそのお気持ちが、改めて嬉しく感じ、ありがたく感じた次第です。
「 話したい 」 気持ちのバトンが繋がって、 こうして吃音をお持ちの方々と 「 はじめまして 」 をさせて戴いています。
電話に慣れていない方々の、受話器の向こうから伝わってくる ドキドキしている様子。。
その空気感が新鮮でもあり、神聖でもあり。
いつでも私達を初心に帰らせてくれます。
「 今日はどうされましたか?」 そうお訊ねしつつ、自分自身の耳とココロが大きく皆さんに開いていくのをいつも感じる25分間のスタートです。
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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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公開講座[アダルトチルドレン]~支援者として身につけておきたいこと~
いつもスクエアブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、人財開発局から、外部講師をお招きして開催した「公開講座[アダルトチルドレン]~支援者としてみにつけておきたいこと~」の内容をお伝えいたします。
当日は、収容人数30名の会場が満席の状態で、熱気あふれる状態でスタートしました。
参加者はカウンセラーや教員、看護師等、それぞれの役割は違っても、人と深く関わる仕事をされている方々です。
まずは、「アダルトチルドレン」や、昨今、耳にすることが多くなった「機能不全家族」の概念等、基本的なところから、とても丁寧に説明をしていただきました。
アダルトチルドレンとは、暴力や虐待、過干渉や依存症のメンバーがいる家族で育ったことで、成長しても「生きづらさ」を抱えた人をいいます。
当日、アテンド(お世話係)として参加した人財開発局のボランティアスタッフの一人は、
「講座前の予習として朝から本を読もうとしたけど、あまりにも辛くなって最後まで読めなかった」と言いました。
私たち支援者は、そのように苦しむ方々に何ができるか、をこの講座で詳しく学ぶことができ、これからも微力ながらお力になれれば、と思いを強くする講座でした。
当日、ご参加いただいたみなさん、そして、講師をご担当いただいた臨床心理士、IFF・CIAP相談室カウンセラー、西尾リプロセス協会認定リプロセス・カウンセラーである黒木先生へ心より御礼申し上げます。
東京メンタルヘルス・スクエアでは、今後もさまざまなテーマで講座を開催し、カウンセラーの自己研鑽と共に、情報提供の機会を創出していきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
人財開発局長 増田千奈津
当事者の方だけでなくママさんたちにも
こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。
「こころのほっとライン」(吃音をお持ちの方のみ受付)の時間帯には
当事者の方以外に、ご家族の方にもご利用いただけます。
家族の中でも特に一緒にいる時間が多くなるママさん達のお話も
大切に聴かせて戴きたいな、と思っています。
当事者がまだお子さんの場合、
本人はまだ自力では何もできません。
ママさん達が本人に代わって考えたりする場面もありますよね。
ママさん達、日々ココロを痛めながら頑張っています。
でも … そんなに強い訳ではないですモノ。
愛する我が子の様子を見守る苦しさを、ひとりきりで抱えるのは大変です。
こころのほっとラインは、アドバイスや情報提供などをするところではありませんが
それでもママさん達の ちょっと苦しい ちょっとしんどい
… そんなお気持ちとも一緒にいたいな、と思っています。
誰にも話せない、というより、
話したところで、ツルンと軽やかに きっと大丈夫だよ~ なんてあしらわれてしまった … 吃ママあるあるをご経験された方、
どうぞ孤独を感じないで。。。
こちらでは直接ご紹介はいたしませんが、
ひと昔前と違って、今では「親の会」も発足しており、会も順調に育ってきているようです。
吃ママ仲間や先輩吃ママに初めて話を聴いてもらっただけで
ほっとして涙が出て出て止まらなくなっちゃった。。。そんな場面を何度も見てきました。
今までどれだけ心細かったのでしょうね。。
そー!そー!そー そー! … と、ひととき同じテーマでみんなで盛り上がるだけでも、
ココロがス~っと軽くなる時だってあります。
吃音を持つお子さんの人生最初のサポートは、
まずはその親御さんのサポートから始まる
そう表現しても、きっと過言ではないのではないでしょうか。
親の会で頑張っていらっしゃるママさんの方々の中には、
かつて自分がした同じ想いをする人が一人でもいなくなるように … と願いを込めて動いていらっしゃる方もいます。
ママさん、ひとりじゃない!
そして、ここ 「 吃音ほっと 」 でも、ママさん達のしんどい気持ちを吐き出せるところがあることを
頭のすみっこ~にちょっとだけ置いておいていただけると … 嬉しいです。
ママの元気は
子供たちの安心に繋がりますよね。
子供たちを支えるのがママ達ならば、
そのママ達を支える場の ちいさな1つ になれるといいな、と思っています。
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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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2018年 新年に向ける想い
新年あけましておめでとうございます。
東京メンタルヘルス・スクエア専務理事の武藤収(おさむ)です。
2018年を迎えるにあたり、改めて東京メンタルヘルス・スクエアの活動に傾ける想いをお伝えしたいと思い、ペンを取りました。
「話をちゃんと聴いてくれる人が傍にいる社会をつくる。」
これが、スクエアの設立当時から大事にしてきた基本理念です。
日々のニュースでは自殺、いじめ、不登校、ひきこもり、犯罪、他殺など心を痛める報道が飛び込んできます。
こころのバランスをくずしてしまった方、いじめの被害者、加害者となってしまった方々が、その出来事が起きる前に、①周りが察して、②ちゃんと話を聴いてくれて、③支援が届く。このようなステップがもしあったならとニュースを見るたびに思います。
このステップは、メンタルヘルス支援の大原則で、家庭や学校、企業、地域のどこの領域でも通用する原則です。
周りにいる誰かが察して、声をかける。
そして、話してくれたら助言や否定したりせずに、ちゃんと受け止めながら共感して話を聴いてあげる。
もしくは、ちゃんと聴いてくれる人や聴いてくれる場所の情報を伝える。
さらに、話をちゃんと聴いた後で、相手の求めに応じて必要な支援を届ける。
「ちゃんと話を聴く」ということが中核であり、その前後で察したり支援を届けるという構図です。
キーボードの音しか響かないオフィスや通信アプリのコミュニケーションが多くなってきた日本では察することも難しくなってきていることでしょう。
また、相談することの意義や相談する方法を子どものうちから教育を受けていないので、最初は抵抗も大きいことでしょう。
支援を届けるといっても、受験戦争や成果主義のライバルが大勢いる競争の中では、人に支援を届けるどころではないかもしれません。
このような時代だからこそ、東京メンタルヘルス・スクエアでは「ちゃんと話を聴く」という核の部分を基本理念とし、これからもいつでも誰かが、耳を傾けてちゃんと話を聴く場所をつくっておきたいと思います。
察して、聴いて、支援する。
東京メンタルヘルス・スクエアではこころのほっとライン(無料電話相談)やお話パートナー(低料金対面カウンセリング活動)を柱に努力を続けます。
最後に、人生において残念なこととは、大きなストレスに見舞われることではなく、そのストレスを一人で抱えて一人で苦しむことです。
怒り、哀しみ、苦しみ、辛さを一緒に聴いてくれたカウンセラーと分かち合い、孤立感を分散させつつ支えることができるならば、こんなに嬉しいことはありません。
2018年正月
専務理事 武藤収
生まれて初めて自分の名前が言えた!
こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。
相変わらず待機時間がなかなか増やせず、悶々としている私達。
ですが、たとえ細~~~くなったとしても、続けていくモチベーションを維持できるのは、
通常のほっとラインではほとんど出会わないパターンの感動場面が、ここ 「 吃音ほっと 」 にはあるからです。
その1つを今日はシェアさせていただこうと思います。
吃音ほっとでは、生まれて初めて 「 知らない人と電話する 」 経験をされる方がいらっしゃいます。
そして、知らない人に向かって 電話という音声だけの世界で
「 生まれて初めて自分の名前を言えた! 」 という方も何人もいらっしゃるのです。
自分の名前を。
大切な、大切な、自分の名前を。
面と向かってなら、相手の顔も見ることができる、自分の表情も見せることができる。
でも、電話は音声だけが頼りで、情報は全て音。
そこで自分の名前の最初の音が、苦手な 「 か行 」 だったり 「 た行 」 だったり 「 さ行 」 だったりしたら(泣)
ずっとずっと避けてきた。
ずっとずっと 自分の名前が 苦手だった が 嫌い にもなってもくる。
苦手なのが、名前なんだか 自分自身なんだか 区別がつかなくなってきたりもして。。。
そんなスパイラルから
電話の練習をしている中で
勇気をだして
自分の名前が初めて言えた瞬間、
その嬉しさと一緒に 嬉しさをも超えた凄い *ナニカ* が こちらにまで届いてくるのです。。!!!
それまで どれだけ 言えなくて辛かったのだろう、
それまで どれだけ 言いたかったのだろう
その言えない一言の後ろに どれだけの 「 できない 」想い を積み重ねてきたのだろう。。。
まだまだ たどたどしい、 連発、難発、伸発 どのパターンでも、
生まれて初めて 電話で自分の名前を言いきれた その瞬間のエネルギーは、
重い重い岩の扉が 開いたような
もう1回、どこからか 生まれ出たような
どんな言葉でも上手く表現しきれない
ただただ素晴らしい瞬間に立ち会わせて戴けるのです。
そして人の持つ潜在的な力を
しみじみ感じずにはいられない私達です。
吃音ほっとには、
頑張りたい時ばかりではなく、
立ち止まりたくなっちゃった時にも 私達がいます。
なんとも動けなくなっちゃった気持ちを 時にはしばらく一緒に見つめさせてくださいね。
立ち止まるのも、一緒にデス。
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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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越谷市議会でスクールコンケアが取りあげられました
越谷市議会でスクールコンケアが取りあげられました
12月7日(木)埼玉県越谷市議会でいじめ・不登校ゼロのための対策として「『スクールコンケア』の採用」が取りあげられるとの話を聞き、すべてを投げ出して傍聴に行ってきました。(スクールコンケアの詳細はこちらをご覧ください)
越谷市では、平方中学校と東越谷小学校の2校が児童・生徒の心のケア、いじめ・不登校ゼロの実現のために「スクールコンケア」を導入してくださっています。
この両校での実績を耳にした越谷市議会の瀬賀議員がスクールコンケア導入学校での効果を調査してくださり、市議会で取りあげてくださることになったというのが経緯です。
瀬賀議員は、メンタルチェックの仕組みである「こころの体温計」の導入、公立小中学校への防犯カメラを導入など、これまでも生命を守る、子供たちの学ぶ場をより良い環境にすることに尽力されてきた方です。
一般質問では、学校におけるメンタルヘルスケアの重要性を語った後に、その有効なツールとして、『スクールコンケア』の仕組みを紹介してくださいました。
そして導入済みの学校の責任者からヒアリングした内容を以下のように語ってくださいました。
「アイコンをタッチするシンプルな操作性が良い」
「小学生でも何の違和感もなくすぐになじみ日課の一つになっている」
「コンケアから提供される情報で子供たちの状況が把握できるため声掛けのきっかけができてとても良い」
「何より管理職の意識が高まった」
「教師のリアルな観察とともにICTを利用した客観的データで生徒の心の動きを把握できる点が良い」
「教師は細心の注意を払い生徒の表情・行動を見ているが、表面に出さない、出せない生徒もいる。そんな生徒がふと先生に声をかけられて安心して話を始めることもあり有効性を感じている」
市議会の場で、実際に利用している先生方の生の声が話されているのを聞き、涙があふれそうな気持でした。
瀬賀議員からは最後に市長、教育長に対して「学校でも市の職場でも、コンケア、スクールコンケアはメンタルヘルス予防にとても有効。現状の環境整備も含めた活用についてどのようにお考えか聞かせてください」として質問をまとめていただきました。
この質問に対し、教育長からは「ネットワーク環境・システムへの影響、既存機器での運用の可能性、費用面などについて調査研究していく」との回答をいただき、市長からは「セルフケアはもとより、ラインケアの充実の効果も期待されるところなのでインターネットの接続環境の整備や運用の方法など諸課題、システムの試験的な導入がどうか、ということもふくめ調査・研究していく」というご回答をいただきました。
市の責任者である市長、教育長から「調査・検討をする」という回答をいただき、大きな一歩を踏み出しました。
既に導入してくださっている越谷市の2校は、スクールコンケアをとても有効に使って、児童・生徒との対話を増やし、不安・悩みの事前・早期解決に活かしてくださっています。
この事例を2校だけでなく、越谷市の他の学校にも広げていただき、さらには全国の学校にご紹介し、子供たちみんなの笑顔にあふれる学校になってもらいたいと思っています。
いじめ自殺・不登校ゼロプロジェクト
みずぬま
越谷市議会の記録がインターネットで公開されています。
5'25"~13'15"が瀬賀議員のメンタルヘルス、スクールコンケアに関する質問、
20'55"~22'42"が市長からのスクールコンケアに関する回答、
30'48"~31'25"が教育長からのスクールコンケアに関する回答です。
ぜひご覧ください。
http://www.koshigaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1289
越谷市議会「一般質問通告一覧表」
2番目の項目として「こころの変化を見守るメンタルケアの取り組みについて」の②に「メンタル天気予報コンケアについて」と記載されています。
越谷市役所の4階に本会議場があります。
黙っていてもOK すぐに切ってもOKなんです!
こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。
私達は、吃音をお持ちの皆様とは、25分間 ( 通常は20分 ) 繋がっていることができます。
できるだけ言い換えをしないで、本当に使いたい言葉で、自分の気持ちを表現できたらな、と想いまだまだほんの少しなのですが、5分間延長させて戴いています。
ですが、逆に、
★電話そのものに慣れていない方
★知らない人と話すことに慣れていない方
にとっては、もしかしたら25分間は 「 長い! 」 と思うかもしれませんね。
ここ 「 こころのほっとライン 」 は、吃音をお持ちの皆様にどんな風に使っていただきましても大丈夫です。
例えば、「 怖くて怖くて、電話なんか掛けたことなんてないよ~(泣)」 という方☆
まずは電話をかけてみる。
とりあえず、まずは電話で繋がってみること自体に意義がある!
… という方もいらっしゃると思うのです。
そう! 「 第一歩 」 ですね!
その記念すべき第一歩に立ち会えたら、私達はすご~~~く嬉しいなぁ、なんて想うのです。
25分間、話しきる必要なんて、全くありません。
こちらの声を聞いて、言葉が出なくて … 「 おっ 思わず切っちゃった!! 」 オッケーです!!!
待機している時間帯の中で何度でもトライしてみてくださいな♪
最初の5分でパワーを使い果たして 「 今日はもう切る 」 。 これもOKです!
最初の一言の出し方の練習にもどうぞ☆
一旦繋がったら、その25分間はあなたの為だけの時間。
こちらに声が届かなくても、25分間は繋がり続けています。
「 タイミングが欲しい 」 というお声を戴いたこともありますので、
2分に1回くらいは、 「 はい、東京メンタルヘルス・スクエアです 」 と言うようにしますね。
( せかしている訳ではありませんので、大丈夫です(^-^)
また、いつでもご自分のタイミングで話し始めていただくのも、もちろん大歓迎です。
「 とにかく話さなくちゃ 」 みたいなプレッシャーは、本当に要らないので、
どうぞお気軽にお電話してみてくださいね。
お待ちいたしております!
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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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