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ブログ - 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

東京メンタルヘルス・スクエアblog

電話、あきらめてた

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2017年10月25日(水)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

今回は、私達が無料電話相談 「 こころのほっとライン 」 を吃音をお持ちの方々にも是非使っていただければ!と
勢いが加速したきっかけとなった出来事をシェアしたいと思います。

 

 

思い起こせば1年半前。(もうそんなになるのですね。。)

 

東京タワーの麓で開催された 「 自閉症啓発Day 」 というイベントでの出来事でした。
そこには吃音のブースもあって、当事者の方に質問させて戴ける機会に恵まれました。

 

そこで、優しそうな面持ちのイケメン君(私は「先生」と呼んでいました)に

 

電話相談を私達が受ける場合に、
どんなことに注意したり工夫したりしたらいいと思われますか?

 

 

と尋ねた時のこと。

 

 

ちょっとびっくりされたのです。

 

ん? 私は何故びっくりされたのか、即座にはピンときませんでした。

 

 

私が前提としていたのは、「 職場etcでの電話 」とかではなくて、「 相談・打ち明け・カウンセリング 」としての電話。

完全に 「 どんな状態でも大歓迎! 」「 ココロ受け入れ体制 300% 」 な訳です。

 

その上、イケメン君先生は、全然聞き取りづらいどころか、聞いていて 「 ? 」 と思うことすら一切なし。

 

難発 (「・・・・・・・・っなっ」 なかなか出ない)

連発 (「だだだだだだだだだだから」 etc. )

伸発 (「そーーーーーーーーれから」 etc.)

 

が、全くなかったのです。
言われなければ、いえ、言われても吃音を持っているとは分からないくらい。

 

 

それなのに。

 

それなのに!!!

 

 

ポロっとこぼれ出た

このひとこと。

 

 

でんわ、あきらめてた。

 

 

背中に電撃が走るくらい

私はショックを受けてしまいました。

 

 

こんなに話せているのに。。

 

それだけストレスと恐怖が大きいのだろうな …

察せずにはいられませんでした。

 

 

更にです。

この先生クンでさえそうなのに、

 

傍から吃音とわかると自覚されている方々は

どれだけ予期不安のエネルギーをいつもココロにまとって電話を目の前にしていることか …

 

想いを馳せると胸がギュゥゥゥ … っとなりました。

 

 

そして、どんな状態でも、吃音をお持ちの方々が安心して話そうと思えるような 「 場 」 に

今の電話カウンセリングの場(下手すると、対面カウンセリングの場だってそうかも)が全く整っていないんだ … とも、認識したのでした。

 

 

急がねば!

 

そう思った2016年春のできごとでした。

 

 

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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吃音コンテンツ、始まりました!

カテゴリ: 吃音(どもり)への取組 作成日:2017年09月25日(月)

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 こんにちは。
東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チームです。

 

この度、東京メンタルヘルス・スクエアのHP全面リニューアルに伴い、
吃音もしっかりレギュラーコンテンツの仲間入りを果たすことができました!
とても嬉しく思っています。

 

 

吃音(きつおん)。
「 どもり 」 と表現した方がすぐ分かる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ああああああああありがとう ( 連発 )
あーーーーーーーーりがとう ( 伸発 )
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ あっ・・ ( 難発 )

 

吃音には、スムーズに言葉が出ない困難さがあるのですが、

 

それ以上に 「 上手く話せなかったらどうしよう。 」「 また詰まってしまうかも … 」
そんな予期不安により、いろいろなココロの、コミュニケーションの、人生の困難さを生み出している苦しさがあります。

 

 

吃音は 「 見えない障害 」 とも言われています。
気付かれづらい。 その苦しさ辛さを周りに分かってもらいづらい …

 

話すことが辛い。コミュニケーションをとることが辛い。
でも、本当の自分の気持ちを誰かに分かってもらいたい … 。

 

吃音ほどココロの支え、心理的なサポートの必要性があるにも拘らず、
社会にしっかりとした理解の輪、サポートの輪が広がっていない障害はない、と以前から強く感じていました。

 

無料相談を備えるどこのカウンセリング会社等のHPを覗いても、
吃音のサポートコンテンツを見つけることはありませんでした。

 

 

だったら 自分が会社に入って 作ってもらおう!

 

 

そんな想いを抱き、
ここ 「 東京メンタルヘルス・スクエア 」 にそ~っと足を運んだ あの時から … 3年強。

 

仲間が生まれ、役員やスタッフの理解と協力にも恵まれ、
当事者の方々の懐深いご協力、指導してくださった言語聴覚士の先生方 … たくさんの愛情と学びの機会を戴きながら、
吃音の活動を旧HPでスタートさせてからも … あっという間にもうすぐ1年。

 

 

ここでは 「 言い換え 」 をする必要はありません。
周りの目と耳を気にすることなく、心おきなく吐き出したい、 抱えているその気持ちを
これからも大切に受け取っていきたいな、と私達は思っています。

 

電話の練習も大歓迎です。

 

 

 

どこのカウンセリング会社にも吃音サポートが普通にある社会を夢見て。

 

ほんの小さな一歩がそこここで起これば、
いずれ大きな潮流となることを信じて。

 

無料電話相談 「 こころのほっとライン 」 吃音Welcomeバージョン、始まっています!

 

 

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東京メンタルヘルス・スクエア 吃音チーム
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越谷市立平方中学校でスクールコンケアが活用されています

カテゴリ: 子どものメンタルヘルスへの取組み 作成日:2017年09月12日(火)

 

越谷市立平方中学校がいじめ対策、不登校対策として「スクールコンケア」を活用

~ICTの技術を使用して子供たちのメンタルヘルスケアを実践~

都心から電車で揺られること約30分。

閑静な住宅街と豊かな田園地帯が入り混じる越谷市の平方中学で日本で初めて、スクールコンケアを利用した子供たちのメンタルヘルスケアがスタートしました。

※スクールコンケアの概要はこちらをご確認ください

 

平方中学校は学びの深化や、情報共有のためにICTの技術やスマホ、SNSを積極的に活用していることで知られる中学校です。

ICTに造詣が深い、同中学の大西校長先生にコンケアの目的と仕組みを説明したところ、「いじめや不登校傾向で悩む子供の心を、教師のリアルな観察とともに、ICTを活用した客観的データの両面から素早く察知できることは意義がある」として、1年生3クラスでの試験導入を決めてくださいました。

 

 

~朝の自習時間と帰りの会にiPadの「こころのお天気マーク」をタッチ~

 

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スクールコンケアの説明会。みんな真剣に聞いてくれました。  

 

 

6月中旬に「スクールコンケア」の説明会を実施、早速その翌日から「スクールコンケア」がスタートしました。

平方中学校では朝の自習時間と、帰りの会でコンケアの「こころのお天気マーク」をタッチして毎日の気分を記録しています。

毎朝、自習時間が開始されると、iPadが先生から回されます。生徒はそれぞれが持っているQRコードをiPadにかざし、自分専用画面を立ち上げて「こころのお天気マーク」をタッチします。

終わると次の人に回して、40人弱のクラスで大体10分以内で全員分の入力が終わっているようです。

帰りの会でも同様な手順で入力を実施しています。

 

 

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毎日朝自習の時間と、帰りの会の時にコンケアが回ります。

今ではコンケアの使い方になれて、10分間で速やかに「お天気アイコンへのタッチ」が終了しています。

 

 

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先生も出勤・退勤時に職員室でコンケアにタッチ!!

 

 

~コンケアからのメールをもとに生徒との対話を開始~

7月中旬には、分析に必要なデータが蓄積され、こころの変化があった生徒への『声掛け』を推奨するアラートメールの発信が始まりました。

同校では、校長先生、学年主任、養護教諭にアラートメールが届くようになっています。

生徒の気分が落ち込んでいる時はもちろん、気分が上昇した時にも、話しかけのきっかけとなるようにメールがお知らせしています。

 

大西校長先生からは、「この仕組みはとても有効だ」というご感想をいただいています。

2学期以降もコンケアを活用することで、いじめや悩みのない、笑顔あふれる平方中学校になってもらいたいと心から願っています。

 

企画・広報局長 みずぬま

 

 

  

マインドフルネス講座を実施しました

カテゴリ: 講座のほうこく 作成日:2017年09月12日(火)

 

マインドフルネス公開講座を実施しました

9月9日(土)にマインドフルネス講座を実施しました。

20名超の方が参加し、実体験を中心に3時間マインドフルネスの世界に集中していただきました。

「3時間があっという間だった」「どうやるのかがわからなかったので、実際に体験できてよかった」「明日から試してみます」と嬉しい声をたくさんいただきました。

私も3時間の講座でなぜか心がすっきり。「今、ここに集中する」「あるがままを受け止める」って大切なことですね。

 

東京メンタルヘルス・スクエアでは定期的に皆さまの「こころ」「人間関係」にお役に立てる公開講座を実施しています。

聞いてみたい講座などがあったら、ぜひご意見をお寄せください。

 

 

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企画・広報局長 みずぬま

 

 

  

無料電話相談「こころのほっとライン」の歴史、そして10年後は?

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年09月06日(水)

 

毎月200人近くの方にご利用いただいている、無料電話相談の「こころのほっとライン」

現在の形になるまで、いろいろな変化をしてきました。

今回はみなさんに、そんな私たちの『歴史』をお伝えしたいと思います。

 

 

メンタルレスキューダイヤル

2004年7月、有限会社東京メンタルヘルス・アカデミーは、NTT暮らしの相談ダイヤル「メンタルレスキューダイヤル」を始めました。当時あったダイヤルQ2サービスという通話時間に応じて情報料が自動課金されるシステムを利用しました。
そこでは罪を犯してしまった方からの電話相談も受け、対面式ではない電話相談特有のニーズがあることを知りました。

 

こころの放課後ホットラインから、こころの日曜ホットラインへ 

2006年11月、いじめ自殺対策として「こころの放課後ホットライン」を始めました。当時の社会情勢の中、子どもたちのためのホットラインが何よりも必要だという強い使命感をもって、相談料無料のホットラインを始めました。
やがてそのホットラインは、「こころの日曜ホットライン」へと引き継がれていきます。
この間、東京メンタルヘルス株式会社へと商号変更(2009年)もしましたが、ホットライン事業は社会貢献事業室で担っていました。

 

こころのほっとライン

2012年2月、社会貢献事業をさらに強力に推し進めるべく、満を持してNPO法人「東京メンタルヘルス・スクエア」を設立しました。社会貢献室が実施していた「こころの日曜ホットライン」を引継ぎ、カウンセラーになりたてのカウンセラーが社会貢献しつつ、カウンセリングのスキルアップを進めていくことも目的としていました。
やがてホットラインは、日曜だけではなく、平日にも広げ「こころのほっとライン」となり現在に至ります。このタイミングに、こころが「ほっと」する場所になりたいという願いを込めて、カタカナだった「ホットライン」の表記を「ほっとライン」に変更しました。

当初は資格を取得したばかりのカウンセラーが中心でしたが、長年活動を継続することでカウンセラーも成長。新しいメンバーも増え、新旧メンバー織り交ぜてみなさんからの相談を受けています。

 

ひきこもりホットライン

以上、東京メンタルヘルス・スクエアのほっとラインへの流れをざっと振り返ってみましたが、実は、ここに書いていないさらに重要なものがひとつあります。
1992年9月に、千葉県松戸市で始めた「ひきこもりホットライン」です。これは10年以上の長きに渡って有志のカウンセラーが行なっていたものですが、これこそが当法人のほっとラインの源流でしょう。


となると、東京メンタルヘルスでのほっとラインの歴史は、2017年9月でちょうど25年の節目!!
四半世紀にも渡ってほっとラインを続けてこれた、ひとりひとりのカウンセラーの力にあらためて感謝したい気持ちです。

 

ほっとラインの10年後!?

ほっとラインを始めた25年前は離れた場所にいる人との対話手段は電話(手紙・電報??)しかありませんでしたが、今はSkypeもあり、LINEありとコミュニケーションツールも増えましたね。

私たちも一部でチャット相談を試験的に開始したり、新しいことに取り組み始めています。

VR、ARと仮想現実の技術も私たちの身近なものになってきました。

10年後にはSF映画のように、遠くの人がまるで目の前に座っているかのような、ホログラムカウンセリングが実現しているかも!!

そんな日が来るまで、私たちはしっかりと『こころのほっとライン』を大切に継続していきたいと思っています。

 

東京メンタルヘルス・スクエア理事 新行内 勝善

 

 

喪失と再出発

カテゴリ: 生命(いのち) 作成日:2017年09月04日(月)

東京メンタルヘルス・スクエア
理事長 武藤 清榮

 

次男憲司郎が死んだ。死因ははっきり特定できないが、「心臓発作」と言われている。

今、解剖の結果を待っている。享年37歳。息子の人生は、太く、短く、そしてドラマチックだった。


私は夭逝(ようせい)たるを、息子で初めて体験した。子に先立たれることが、いかに不条理であるかを識った。

告別式の齋場の入り口には「故 武藤憲司郎」の垂幕が生々しく貼られていた。唖然として立ち尽し、これ以上の哀しみなどあるものか、と拳を握った。
棺(ひつぎ)の中には、送り人の手によって、穏やかに化粧を終えて旅立たんとする息子がいた。

妻が憲司郎を見るなり、両手で顔を抱き寄せひとつひとつ共有した経験を、まるで言い聞かせるかのように語り続けた。

憲司郎の嫁、友紀は、そっと口唇にキスをしてあげた。何という幸福な息子だろう。

みんなに惜しまれ、愛されて、亡くなったのだ。棺の中には、憲司郎が好きだった黄色いズック靴が入れられていた。

それは、憲司郎の顔の横に置かれ、実に嬉しそうだった。


妻の発案で「チームムトウ」が結成された。「憲司郎もメンバーだね!」長男の収が言った。

「あいよ!」私は出遅れたその勢いで、そう応えた。
妻は「きちんと送ってあげなければね」という言葉を何度も口にした。

 

しかし、その言葉の心は「送りたくなどない!」「一緒にいたい!」「だって家族でしょう!」という意味であることはすぐに理解できた。
『さようならのない別れ』『別れのないさようなら』今は、そんな心境なのである。
この哀しみの果てに何があるだろう。


しばらくは、「時薬(ときぐすり)」を服用し、喪失に震えながら少しずつ気もちを折りたたむことを心掛けよう。

新たな再出発はそれからにしようと思う。

武藤 清榮

わたしたちの活動をご紹介します

カテゴリ: 私たち(TMS)の活動 作成日:2017年09月02日(土)

皆様こんにちは。事業局長の武藤収です。
スクエアが新体制となり、様々な活動が増えてきています。今回は、スクエアで行っている5つの事業を改めて紹介させて頂きます!

 

カウンセリング事業

こころのほっとライン(無料電話相談)

東京メンタルヘルス・スクエア(以下TMSと言います)が設立される前から、延べ数百人のカウンセラーが無料電話相談に耳を傾てきました。最近はご利用者様も増えて、電話が鳴っても取れないことも多く悩みの種です。みなさんの心にしっかりと寄り添えるスクエア・カウンセラー(TMSのカウンセラーの愛称です)を増員して、少しでも多くのみなさんとお話ができる体制を構築したいと思っています。

カウンセラーとして電話相談をしたいと思う方がいらしたら、ぜひカウンセラー募集要項を見てみてください。

 

お話しパートナー(低価格カウンセリング)

傾聴カウンセリングを池袋のカウンセリングルームで50分3000円という低価格で実施しています。

一般的な料金(1万円程度)を払うことは難しいけど、自分の心の声を聴いてもらいたいという方、カウンセラーに話すことで自分自身を整理したいという方、ぜひお越しください。

スクエアカウンセラーがあなたの気持ちにしっかりと寄り添わいます。

カウンセリングは初めてで、なかなか行きづらいという方のために無料体験相談日も月に1回開催しています。

 

 子育て支援事業

子育てサポートの会

千葉県富里市と連携して、支援が必要なお子さんを対象に遊びを通じてコミュニケーションの場を作っています。また、お子さんが遊んでいる間に保護者のみなさんと悩みや状況を共有して課題を解決する時間も大切にしています。
タケノコ堀りや農業体験など自然の中だからできることを中心に活動しています。ぜひ一度お越しください。

 

たんぽぽ学習会

ゲームやモノ作りを通じて、友達作りやエンカウンター的要素のある学習会を行っています。

 

 

マリッジサポート事業

男と女のコミュニケーション講座

婚活~成婚~妊活~人生のパートナーとなる夫婦像の確立を目指し、結婚生活全般の問題に対する、心理的サポートを推進しています。

具体的には、婚活~成婚のための男女の心理学講座や結婚相談所との連携、再婚者のための再出発への後押し、妊活講座、青少年の性教育などセクシュアリティに関連する事業を推進しています。

講座を定期的に開催しているので受講者大募集中です!

 

 

キッズ・スクールメンタル事業

いじめ対策

「不登校いじめ自殺ゼロプロジェクト」チームを結成し、増え続ける不登校や無くならないいじめ自殺をゼロにしていこうという取り組みです。

①教育・②見守り・③相談介入の3つを柱に取り組んでいます。

①教育は8コマ×50分の特別授業を実施。

②見守りは毎日のコンディション変化を発見するコンケアというアプリを使って早期発見と早期対応を実践。

③相談は電話に加えてLINEなどのSNSカウンセリングを実施していくことを準備しています。取り組みたい教育委員会や学校を大募集中です!

 

 

学習支援事業

Tomorrow

中学生を対象とした無料高校受験対策講座「Tomorrow」を開講しています。

経済的な事情やひとり親などの事情で塾に通えず、学習に遅れがある場合、不登校や発達に特性(記憶が苦手等)がある場合など、学力の不安を抱える中学生を対象に無料学習支援をしています。

学習支援ボランティアを大募集中です!

 

 

以上が現在取り組んでいる活動です。

これからも「カウンセリング」「傾聴」を中心に、私たちの特徴を生かして社会に役立つ活動を実施していきたいと思っています。

新しいアイデアがある方、ぜひTMSまでご一報ください。

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事業局長 武藤収

ホームページ全面変更への想い

カテゴリ: つれづれなる想い 作成日:2017年09月01日(金)

ホームページを全面改訂しました。

 

これまでのホームページは2012年の設立以来5年を超える期間使用してきました。

担当者の変更に伴い、その時々の事情や想いに連動して、記載される内容は変わってはいます。でも、デザインの基礎とイメージはこの間脈々と受け継がれてきました。

 

そして2017年9月、ホームページの全面改訂に踏み切りました。決めたのは2017年の声を聴いてしばらくした頃でした。

 

直接の理由は、サーバーとドメインの変更です。

サーバーとドメインを変えてしまうのであれば、今までと同じホームページの作りをしていても、Googleなどの検索エンジンは、同じと認めてくれない。(検索順位が下がってしまう)

であれば、ちょうど新しいことを始めようとしているこのタイミングに、ホームページも刷新して、これから取り組んでいきたいことを、新ホームページでしっかり伝えて行きたい。

 

色々なことを想い、悩んだ結果、脚を踏み出すことにしました。

 

私たち、東京メンタルヘルス・スクエア(TMS)の基本理念は「話をちゃんと聞いてくれる人が傍にいる社会を作る。~傾聴力あふれるコミュニティと魅力あるカウンセラー育成の実現を~」です。

 

嬉しい時でも、悲しい時でも、「自分の話をちゃんと聞いてくれる人がそばにいる社会」でありたいですよね。

私たちはそんな社会を作りたいと思っているんです。

社会、って大きすぎますよね。

日本中のすべての人という意味での社会では、私たちの力は小さくて、とても働きかけられないです。

でも、私たちが手が届く、認識できる範囲を社会ととらえるのであれば、活動の仕方、仲間の作り方、気持ちの在り方によっては少しずつでも実現していくことができるのではないか、、、って思っています。

そしてその輪を少しずつ広げていけば、「自分の話をちゃんと聴いてくれる人がそばにいる社会」を大きな形にしていくこともできるんじゃないか!!!って信じています。

 

そのためにも、私たちが今想っていること、活動していることを皆さんにお伝えできる、皆さんからのご意見をいただいてそれを活動に反映できる、そんなホームページを作りたいと思っています。

 

これまでTMSの活動を、TMSのホームページを守ってきてくれた先輩たちの魂を受け継いで、新しいホームページの稼働を開始します。

 

企画・広報局長 みずぬま